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{{Chinese
|pic=Manchu Han Imperial Feast Tao Heung Museum of Food Culture.jpg|
|piccap=[[w:zh:稻鄉飲食文化博物館|稲郷飲食文化博物館]]にて満漢全席の<br />満漢全席の模擬展示。<br />左から[[w:zh:猩唇|猩唇]]、[[猿脳]]。
|t=滿漢全席|s=满汉全席
|j=mun5 hon3 cyun zik6
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|romaji=man kan zenseki
|hangul=만한전석
|hanja=滿漢全席
|rr=Manhan jeonseok
|mr=Manhan chŏnsŏk
|qn=Mãn Hán Toàn Tịch
}}
'''満漢全席'''(まんかんぜんせき、[[中国語]]:{{繁体字|滿漢全席}}、{{簡体字|满汉全席}}、{{ピン音|Mǎn-Hàn quánxí}}、マンハンチュエンシー)とは[[清]]朝の[[乾隆帝]]の時代から始まった[[満州族]]の料理と[[漢族]]の[[料理]]のうち、[[山東料理]]の中から選りすぐったメニューを取りそろえて宴席に出す宴会様式である。後に、[[広東料理]]など漢族の他の地方料理も加えるようになり、[[西太后]]の時代になるとさらに洗練されたものとなった。盛大な宴の例では途中で出し物を見たりしながら、数日間かけて100種類を越える料理を順に食べる場合もあったと言われる。しかし、清朝が滅亡するとこのような贅を尽くすことはなくなり、宮廷内の料理人は四散して料理の伝統が途絶えたとされる。
 
満漢全席の中でも一部の料理については宮廷内の料理人が伝え一般的になっているものもあるが、現在、中華料理店で出される満漢全席といわれるものの多くは宮廷と無縁の料理人が資料に基づいて、あるいは想像を膨らませて調理したものが多いとされる。
 
[[2002年]]に[[日本放送協会|NHK]]がBSまるごと大全集「[[中国四千年の奥義 完全復元満漢全席]]」で「[[揚州画舫録]]」に記載されていた66品と「[[孔府档案]]」に記載されていた28品を[[杭州市|杭州]]商学院・[[趙光]]教授の監修のもとで復元していた。
 
[[2006年]]4月、[[サントリーフーズ]]は[[ペットボトル]]入りの[[烏龍茶]]に[[海洋堂]]製作の満漢全席をモチーフにしたフィギュア全13種類を付けて販売するキャンペーンを行った。