「南海泡沫事件」の版間の差分

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==会計監査制度の誕生==
ジョン・ブラントと南海会社の幹部の責任追及のための委員会が議会に設けられ、調査がすすめられた。ここでチャールズ・スネルは南海会社の会計記録を詳しく調べ、幹部の一人だったジャコブ・E・ソウルブリッジの経営するソウルブリッジ商会の帳簿を調査した結果を『ソウルブリッジ商会の帳簿に関する所見』という報告書にまとめ、この報告書が公式に認められた世界で最初の会計監査報告書となった。このように、東インド会社の成立から始まる株式会社制度の発達は「南海バブル」という危機を表面化し、一般大衆からの資金調達による事業形態には公正な第三者による会計記録の評価が不可欠であることを示し、[[公認会計士制度]]及び[[会計監査制度]]を誕生させた<ref>[http://www.tohmatsu.com/tbrandview/school01_03ja_JP/jp/knowledge/column/audit/article/c1d832698fd90210VgnVCM100000ba42f00aRCRD.shtmlhtm 第3回 南海バブル-最初の会計監査報告書、T-School歴史篇会計監査今昔物語第3回、デロイトトウシュ|コラム|ナレッジ|トーマツ:]</ref>。
 
== 脚注 ==