「ヘブリディーズ諸島」の版間の差分

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ヘブリディーズには、ヨーロッパ最古の岩の間にある[[先カンブリア時代]]の層から[[第三紀]]の[[火成岩]]の侵入まで、年代ごとに変わる多様な地形がある。
 
ヘブリディーズは2つのグループに分かれる。一方は[[ミンチ海峡]]をはさんで北にあるアウター・ヘブリディーズ、もうひとつは[[ヘブリディーズ海]]に面したインナー・ヘブリディーズである。スコットランド本土に近接するインナー・ヘブリディーズには、[[アイラ島]]、[[ジュラ島]]、[[スカイ島]]、[[マル島]]、[[ラーゼイ島]]、[[スタファ島]]、スモール・アイルズ([[:en:Small Isles|en]])が含まれる。これらには36の有人島がある。アウター・ヘブリディーズは、スコットランド本土の西およそ70kmにあり、100以上の島や小さな島が鎖状に連なっている。有人島が15あり、[[バラ島]]、[[ベンベキュラ島]]、[[バーナレー島]]、[[ルイス島]]、[[ハリス島]]、[[ノース・ウイスト島]]、[[サウス・ウイスト島]]および[[セント・キルダ]]が含まれる。
 
ヘブリディーズの範囲には様々な記述があり複雑である。[[ハーパーコリンズ]]発行のスコットランド百科事典において、インナー・ヘブリディーズはミンチ海峡の東にあるあらゆる島を含む、と記されている。多くの島には、アイリーン・バンやアイリーン・ドナンのような海湖に浮かぶ小島もあるが、正式な定義が存在しなくとも、これらは通常はヘブリディーズ諸島と記されることはない。
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== 歴史 ==
===先史時代===
[[563年]]に[[アイルランド]]の[[コルンバ|聖コルンバ]]が[[アイオナ修道院]]を設立し、スコットランドや北部イングランド布教の拠点となった。しかし、[[8世紀]]には[[ヴァイキング]]に占領されて、[[ノルウェー]]の属領となり、[[13世紀]]にノルウェーからスコットランド王国に割譲された。
人の定住が十分に継続してできるよう気象条件が改善された後、紀元前6500年頃の中石器時代に人の定住がなされた。[[新石器時代]]以降の多くの構造体、例として紀元前3000年頃にできたカラニッシュ・ストーン・サークル([[:en:Callanish|en]])がある。サウス・ウイスト島で見つかった青銅器時代の定住地クライド・ハラン([[:en:Cladh Hallan|en]])は、有史以前の[[ミイラ]]が発見された、イギリス唯一の場所である。
 
== その他 ==