「大脳基底核」の版間の差分

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'''大脳基底核'''(だいのうきていかく、[[英語]]:basal ganglia)は、[[大脳皮質]]と[[視床]]、[[脳幹]]を結びつけている[[神経核]]の集まりである。哺乳類の大脳基底核は[[運動調節]]、認知機能、[[感情]]、[[動機づけ]]や[[学習]]など様々な機能を担っている。[[マイネルトの基底核]](Basal Nucleus of Meynert)とは別物である。
 
== 解剖学的区分 ==
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* [[黒質]]
:緻密部と網様部からなる。[[中脳]]に存在しているが、発生学的・生理学的に大脳基底核の一部として捉えられている。黒質網様部は上記のように出力部である。黒質緻密部は[[ドーパミン]]作動性ニューロンを多く含んでおり、線条体に投射する修飾的な回路要素である。
*[[マイネルト基底核]]はコリン作動性ニューロンが多く存在する。
* [[前障]]も稀に大脳基底核に加えることがある。しかし機能的には他の大脳基底核回路要素との関連は弱いと考えられている。