「バルーンボンバー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Alexbot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによるテンプレートの除去 : ゲームの注意
ゲームセンターあらし2010年8月7日 (土) 07:22より一部転記
1行目:
 
{{コンピュータゲーム
|Title = バルーンボンバー
10 ⟶ 9行目:
|Rating = [[コンピュータエンターテインメントレーティング機構|CERO]]:A(全年齢対象)
}}
『'''バルーンボンバー'''』('''Balloon Bomber''')は、[[1980年]]に[[タイトー]]から発売されたアーケード用[[シューティングゲーム]]。左右移動する敵が徐々に下がってくるという、『[[スペースインベーダー]]』の発想をアレンジしたゲームで、開発も『インベーダー』と同じ[[西角友宏]]である
 
== 基本ル登場キャラクタ ==
;[[列車砲]]
*2方向レバー、1ボタン(ショット)で[[列車砲]]を操作、[[風船爆弾]](および複葉機)の投下する爆弾に当たるとミス。[[列車砲]]が全て破壊されるとゲームオーバー。
*プレイヤーキャラクターで。2方向レバーで左右に動くことができる。
*[[列車砲]]は左右に動くことができる。空中を移動する風船爆弾の爆弾が地面に着弾すると、着弾した地点に穴が開き、そこから奥には列車砲が移動できなくなる(ミスした時点で地面がリセットされる)。このため、爆弾を地面に落とさないように風船爆弾を処理しないと移動範囲が狭まり、いずれは列車砲が移動できない状態にまで陥ってしまう。
*1ボタンで大砲を撃ち、風船爆弾を全滅させるのが目的。
*爆弾は風船に吊られた状態で常に左右に揺れている。風船を撃つと爆弾が投下されるが、投下前に爆弾を撃つと風船も割れる。先に風船を撃ち、続いて落ちてくる爆弾を撃つほうが得点が高く、ハイスコアを狙うならタイミング良く風船を撃つテクニックが必要となる。
*[[列車砲]]は左右に動くことができる。空中を移動する風船爆弾の爆弾が地面に着弾すると、着弾した地点に穴が開き、そこから奥には列車砲が移動できなくなるが、面クリアまたはミスした時点で地面リセットされる。このため爆弾を地面に落とさないように風船爆弾を処理しないと移動範囲が狭まり、いずれは列車砲が移動できない状態にまで陥ってしまう。
*風船を撃って割らない時でも爆弾が自動的に投下してくる事があり、この時も打ち落とすと得点になる。当然ながら地面に着弾すると穴が開く。
;風船爆弾
*風船爆弾が二段下がると、[[複葉機]]が画面を常時往復する様になり、爆弾を3発投下していく。この爆弾を全て撃つとボーナス点が得られるが、爆弾の方向は真下や斜めに投下され、爆弾が地面に着弾されやすい。
*爆弾が風船に吊られた状態で常に左右に揺れている。
*のんびりとした[[バックグラウンドミュージック|BGM]]ではあるが、風船の数が減っていくと曲がテンポアップして緊張感が漂う。
*爆弾は風船に吊られた状態で常に左右に揺れている。風船を撃つと50点入り爆弾が投下されるが(これを撃つと150点)、投下前に爆弾を撃つと風船も割れて100点。先に風船を撃ち、続いて落ちてくる爆弾を撃つほうが得点が高く、ハイスコアを狙うならタイミング良く風船を撃つテクニックが必要となる。風船を撃たなくても爆弾が自動的に投下してくる事があり、この時も打ち落とすと得点になるが、効果音は出ない
*風船は全部で6つだが、画面には4つ分しか登場しておらず、画面に入っていない風船2つ分のスペースに行くと、風船爆弾は見えなくなる。これは他のゲームではあまり見られない、このゲーム固有の珍しい構成と言える。
*のんびりとした[[バックグラウンドミュージック|BGM]]ではあるが、風船の数3つに半っていくすると曲がテンポアップして緊張感が漂う。
*面クリアるたびに風船爆弾が二段下がっていき、最後には列車砲の手前、『インベーダー』で言うナゴヤ撃ちのような状況になる。何面か続けると中段まで上がる。
;複葉機
*面クリア時に風船爆弾を配置して行くほか、風船爆弾が二段下がると画面を常時往復するようになる。
*列車砲では撃ち落とせない。
*時々爆弾を3発投下し、これを全て撃つとミステリーポイントが得られるが、爆弾の落ちる方向は真下と斜めの二種類あり、真下に落ちる場合はミステリーポイントが狙いやすい。複葉機の爆弾では地面に穴が開かないが、斜めに投下されると穴が開くことが時々ある。
 
== 基板その他 ==
*列車砲が左右に動けない状態で、列車砲の真上にある後の風船爆弾を撃った時に爆弾を落としてしまうと、地面に爆弾は着弾するが、列車砲がすぐ消えて面クリアになるため、ミスにはならない。しかし風船爆弾はすでに開いた穴によく爆弾を落とす傾向があるため、次の面でしばらくゲームを続けていると、その位置で爆弾を落とされ、ミスとなる。
*[[アーケードゲーム基板]]は『[[スペースインベーダー]]』のものを使用しているが、背景の青空を出力するための基板が追加され、サウンドやBGMが独自のものになっている。
*当ゲームにもコーヒーブレークメッセージがあり、軽快なメロディーが鳴って画面がグラフィックで埋め尽くされた後、メッセージが出る。デモ画面もこのグラフィックで巨大なタイトルが出る。
*逆にインベーダー基板からの改造版は青空が無く、色の配置やサウンドがインベーダーと同じなどの特徴を持つ。
*『ゲームセンターあらし』に登場した際は「そんなゲーム知らないぜ?」「新製品のホヤホヤだからな!」というやりとりがある。これはすがやみつるがタイトーの工場を見学した際、まだ発売されていない新作ゲームを漫画に登場させた事によるもの。しかし取材から雑誌の発売までタイムラグがあり、掲載時には既に流通していた。
 
== 移植作品 ==
33 ⟶ 41行目:
当時はミリタリー物のゲームが多かったアイレムの作品。上空を飛ぶ敵は飛行機で、パラシュートで降りてくる爆弾が着地すると、徐々に色が変わり、最後は爆発する。その間砲台は爆弾より先に動く事は出来ない。
;ガイコツ999([[オーエム]])
砲台が通り道を破壊されると先に移動出来なくなる点はバルーンボンバーと同じだが、敵が上と下から攻めてくる。ミスすると爆発でなく「死」という文字が点滅する。ゲーム名の通り敵はガイコツで、999は当時人気の漫画・アニメ『[[銀河鉄道999]]』からと思われる
;[[あっかんべぇだぁ~]](タイトー)
名前から判る通り[[スペースインベーダー]]のパロディゲームで、これまで歴代のタイトーのゲーキャラが登場、風船爆弾も出演している。
 
== 外部リンク ==
42 ⟶ 50行目:
 
{{video-game-stub}}
{{DEFAULTSORT:はるんほんは}}
 
[[Category:1980年のコンピュータゲーム]]
[[Category:アーケードゲーム作品]]