「委任統治」の版間の差分

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=== C式 ===
[[ファイル:League_of_Nations_mandate_Pacific.png|frame|1. 南洋群島(日)<br/>2. ニューギニア(豪)<br/>3. ナウル(豪、NZ、英)<br/>4. 西サモア(NZ)]]
この類型に属するのは、かつてドイツの植民地であったドイツ領南西アフリカ及び[[太平洋]]の島々([[ドイツ領ニューギニア]]及び[[ドイツ領西サモア]])である。
 
ドイツ領南西アフリカは、[[イギリス帝国]]の[[南アフリカ連邦]]が受任国となった。「南アフリカ委任統治領南西アフリカ」は、1946年に国際連盟が解散されると、受任国である南アフリカによって委任統治は終了したとして、植民地化され、事実上併合された。ただし、公式に南西アフリカの委任統治が終了したのは、[[1960年]]の[[国連総会決議]]においてであった。詳細は、[[ナミビア]]問題、または[[信託統治#信託統治地域]]を参照。
 
ドイツ領ニューギニアは、[[赤道]]以北を[[日本]]が、赤道以南のうち[[ナウル島]]を除く地域を[[オーストラリア]]が受任国とされた。ナウル島は、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスが共同受任国となった。

日本の委任統治領となった[[カロリン諸島]]、[[マーシャル諸島]]、[[マリアナ諸島]]([[グアム島]]を除く)は、「日本委任統治領南洋群島」となり、行政庁として[[南洋庁]]が設置された。

第二次世界大戦で戦場となった後、「米国アメリカ信託統治領太平洋諸島」となった。この地域の詳細は、[[南洋諸島]]を参照。他の2地域は、第二次世界大戦の戦勝国が受任国であったことから受任国が変わることなく、信託統治領へ移行した。
 
ドイツ領西サモアは、[[ニュージーランド]]が受任国となった。この地域も、そのまま信託統治領へ移行した。