「飛ぶ教室」の版間の差分

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タイトルの『飛ぶ教室』は、クリスマスに上演する劇として作中に登場する。これはヨナタンが書いた[[戯曲]]で、学校が将来どのように運営されるかを描いており、五幕から構成される。[[舞台監督]]はヨナタンが兼任し、絵が得意なマルチンが[[背景画]]を担当した。稽古は体育館で行い、長期休暇前の最後の日の晩に披露した。
 
物語のあらすじは、中学校の教師が生徒たちと飛行機に乗り、[[ヴェスヴィオ|ベスビアス火山]]、[[ギーザ|ギゼー]]の[[ピラミッド]]、北極を回って現地を学習する、というものである。教師と生徒たちはその後、乗機の事故により全員死亡、[[天国]]へ行き、出演者と観客が「[[きよしこの夜]]」を歌って劇は締めくくられる。
 
劇中の主な登場人物と出演者は、中学校の教師(ゼバスチアン)、遍歴学生の妹(シュテッカー)、[[ラムセス2世]](ヨナタン)、[[ペトロ|ペテロ]](マチアス)である。当初、遍歴学生の妹役はウリーが演じる予定だったが、公演前日にけがを負ったため降板し、シュテッカーが代役を務めた。