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その後長次郎は密航を企てて失敗した後、割腹自殺した。いわゆる長次郎事件である。
 
長次郎は[[亀山社中]]の社員として、長州藩から依頼のあった汽船ユニオン号の売買に尽力したことから、長州藩から褒賞謝礼金を受けた。
しかし、受け取った褒賞謝礼金の一部で、仲間には内緒でイギリスへの留学を計画した。
武器商人[[トーマス・グラバー]]の船に乗船してイギリスへ向かおうとするが、悪天候のため長崎に引き返し、さらに仲間に見つかってしまう。
このため、亀山社中の社中盟約書に違反したとして、仲間たちより追及を受けたのち責任をとって小曽根邸で切腹した。