「ウェルシュ・ブルー・グレイ」の版間の差分

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主に牧羊犬として[[羊]]を誘導することを専門に使用されていた。[[環境]]適応力が高く、[[山]]から[[谷]]へ一気に駆け抜けても体調を崩すことがなかったとされ、賢さと体力の多さから現地の羊飼いにとても重宝されていた。
 
もともと地域限定の犬種であるため頭数が非常に少なく、それに加えて無計画な異種交配も頻繁に行なわれてきたため純血の犬は更に減少し、現在は絶滅寸前になっている。全ての犬が作業犬として使われており、ショードッグとして使われている犬はほとんど存在しない。このため、ウェールズ国外はおろか、国内でさえほとんど見かけることが出来ない、極めて珍しい犬種である。各国の[[ケネルクラブ]]やFCIには純血個体の生存頭数が極めて少ないことや、作業犬として外見より能力を重視したブリーディングが行なわれているため若干の[[変種]]が存在することなどの理由により、公認登録されていない。2010年現在も正式な[[保存会]]が存在しないため、犬種存続のために更なる擁護者の手をせつに必要としている。愛好家の[[高齢]]化や減少などにより、このままでは早くてもあと50年で犬種そのものが消滅してしまうというという見方もあり、存亡が危惧されている。
 
== 特徴 ==
その容姿はカンバーランド・シープドッグによく似るといわれているが、このことをもっと分かりやすくいうと、ボーダー・コリーをがっしりさせたような容姿をしているといえる。短めの太いマズル、短く太い丈夫な首を持つ。顔つきはコリー犬