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前述のとおり今回のアルバムは、監督の要望に基づくかたちまた「さくらん」ありきのアルバムということで、既出曲を中心に構成されている。内訳としては、ソロ時代に発表した曲が6曲(「ギャンブル」「茎」(もしくは「茎(STEM)」)「意識」「浴室」(もしくは「la salle de bain」)「迷彩」「ポルターガイスト」)、[[セルフカバー]]曲が1曲(「夢のあと」)、[[カバー#カバー(楽曲)|カバー]]曲が1曲(「パパイヤマンゴー」)、先行シングルからの曲が3曲(「この世の限り」「錯乱」「カリソメ乙女」)、今作で初収録の純粋な新曲が2曲という構成になっている。また、椎名林檎×斎藤ネコによる椎名林檎のセルフカバーという考えかたをすれば、M-5・[[:en:Rosemary Clooney|Rosemary Clooney]]のカバー「パパイヤマンゴー」(原曲タイトル「Mangos」改題)、M-12・東京事変のセルフカバー「夢のあと」と合わせ、全13曲中・8曲がカバー・セルフカバー作品で占められているという捉えかたもできる。
 
やや変則的だが、本作では3曲目~11曲目の曲順がシンメトリーになっている。ただし英題においては全体のシンメトリーが遵守されており、その関係上「夢のあと」の英題が『[[教育 (東京事変のアルバム)|教育]]』における"A Scar of Dreams"から"Scar"に変更されている。
3曲目~11曲目の曲順がシンメトリーになっている。
 
今作では、椎名の所属する東京事変のメンバーから足の骨折により休養している刄田綴色を除いた3人もそれぞれ、[[浮雲 (ギタリスト)|浮雲]]はM-1「ギャンブル」でエレクトリック・ギターによる演奏、またM-11の「花魁」では楽曲提供、[[伊澤一葉]]はM-1の「ギャンブル」でピアノによる演奏、[[亀田誠治]]はM-7「浴室」で編曲として作品に参加。そのほか、斎藤ネコの随える総勢70名にも上る"マタタビオーケストラ"ほか、複数のオーケストラも作品に参加ということで、全体的に"オーケストラ"が前面に押し出されたアルバムとなっている。