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[[日本]]では[[1955年]]ごろ、[[東京都]]近郊にある5-6リーグでスタートし、[[1964年]]にリトルリーグ生誕25年を記念し、[[日本リトルリーグ協会]](現・[[日本リトル野球協会]])が設立され、1970年から[[三井物産]]、[[フジサンケイグループ]]の支援で全日本選手権大会([[1967年]]創立)などの全国大会を協賛するようになった。
 
== リトルリーグと一般の野球とのルールの相違点 ==
;[[イニング]]
*[[イニング]] :一般は9回まで(少年軟式野球の場合7回までの場合もある)だが、リトルリーグでは6回まで。[[トーナメント制]]が多いので同点の場合は時間・回数無制限の[[延長戦]]が行われたり、あるいは[[タイムテーブル]]の都合で時間制限=抽選で次のステップに進出する[[チーム]]を決めることが多い。
*離塁 一般の試合では[[走者]]の離塁は自由だが、リトルリーグでは投球が打者に届く前、あるいは打者が打つ前に走者は離れてはいけない。違反した場合、走者は[[アウト (野球)|アウト]]にならないが進塁・得点は認められず、元あったベースに戻らなくてはいけない。
;離塁
*[[振り逃げ]]は認められていない。
*離塁 :一般の試合では[[走者]]の離塁は自由だが、リトルリーグでは投球が打者に届く前、あるいは打者が打つ前に走者は離れてはいけない。違反した場合、走者は[[アウト (野球)|アウト]]にならないが進塁・得点は認められず、元あったベースに戻らなくてはいけない。
*[[投手]]の投球数 10歳以下は1日に75球、11-12歳以下は85球までとする。
;[[投手]]の投球数
*投手の休息時間 1日に61球以上の投球をした場合は3日、41球-60球は2日、21球-40球は1日の休息をとること。20球以下なら休息日は必要ない。
*[[投手]]の投球数 :10歳以下は1日に75球、11-12歳以下は85球までとする。
*[[野球場|グラウンド]]サイズ 投手‐本塁間は14.03m、塁間は18.29mと、正規サイズ(18.44m、27.43m)の3/4。両翼・中堅とも60.95m以上のサイズが必要。ただし、世界選手権の球場は両翼・中堅は68,5mとなっている。
;投手の休息時間
*試合使用球 一般の硬式野球同様に重さ141,7g-148.8g、周囲22.9cm-23.5cmのサイズのものを使う。
*投手の休息時間 :1日に61球以上の投球をした場合は3日、41球-60球は2日、21球-40球は1日の休息をとること。20球以下なら休息日は必要ない。
*[[バット (野球)|バット]] [[木製]]、[[金属]]製いずれも可。長さ83.81cm以内、大きさ直径5.71cm以内のもの。
;[[野球場|グラウンド]]サイズ
*[[スパイクシューズ|スパイク]] [[ゴム]]製のみ使用できる。金属製は使用不可
*[[野球場|グラウンド]]サイズ :投手-本塁間は14.03m、塁間は18.29mと、正規サイズ(18.44m、27.43m)の3/4。両翼・中堅とも60.95m以上のサイズが必要。ただし、世界選手権の球場は両翼・中堅は68,5mとなっている。
*[[ヘルメット]] 両耳付きヘルメットを1チーム7個以上必要。打者、次の打者、走者、ベースコーチ(成人は任意)は全員着用を義務付ける。
;試合使用球
*[[プロテクター]] 男子選手は[[スポーツ用サポーター |サポーター]]の着用を義務付ける。[[キャッチャー]]は金属、[[ファイバー]]、[[プラスチック]]製のいずれかのカップサポーターと襟付きの長い胸当て、のど当て、脛当て、キャッチャー用ヘルメットを必ず着用すること。
*試合使用球 :一般の硬式野球同様に重さ141,7g-148.8g、周囲22.9cm-23.5cmのサイズのものを使う。
;[[バット (野球)|バット]]
*[[バット (野球)|バット]] :[[木製]]、[[金属]]製いずれも可。長さ83.81cm以内、大きさ直径5.71cm以内のもの。
;[[スパイクシューズ|スパイク]]
*[[スパイクシューズ|スパイク]] :[[ゴム]]製のみ使用できる。金属製は使用不可
;[[ヘルメット]]
*[[ヘルメット]] :両耳付きヘルメットを1チーム7個以上必要。打者、次の打者、走者、ベースコーチ(成人は任意)は全員着用を義務付ける。
;[[プロテクター]]
*[[プロテクター]] :男子選手は[[スポーツ用サポーター |サポーター]]の着用を義務付ける。[[キャッチャー]]は金属、[[ファイバー]]、[[プラスチック]]製のいずれかのカップサポーターと襟付きの長い胸当て、のど当て、脛当て、キャッチャー用ヘルメットを必ず着用すること。
;その他
*:[[振り逃げ]]は認められていない。
 
== 世界一への道 ==
リトルリーグ・ワールドシリーズの出場権を獲得するには日本では次のような課程をクリアしなくてはいけない。
*「全日本選手権」 毎年4-6月に各地域連盟ごとの予選会(全国12地区)を開催し、それぞれの予選会優勝チームが6月下旬、ないしは7月初旬に一堂に会して[[日本一]]を決定する全日本選手権をトーナメント制で争う。平年は[[東京都]]の[[江戸川区球場]]、[[江戸川区臨海球技場]]で開かれるが、[[2004年]]度の大会は初めて[[兵庫県]]で開かれた。
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*[[2006年]]度までは全日本選手権の優勝リーグ(チーム)は、その直後(7月下旬)に[[アジア]]・[[オセアニア]]各国の代表チームと対戦するアジア・太平洋地区選手権に出場。日本はアジアブロックの枠で出場し、そこで1位になればワールドシリーズの出場権を得ていたが、2006年11月14日、米ペンシルベニア州ウイリアムスポートでリトルリーグの国際会議が開かれ、[[2007年]]から日本がワールドシリーズにおいて独立した地域として承認された。これにより、全日本選手権の優勝リーグ(チーム)が日本地区代表として直接リトルリーグ・ワールドシリーズに出場できることになった。
 
== リトルリーグ・ワールドシリーズ ==
*「リトルリーグ・ワールドシリーズ」 毎年8月にアメリカのウィリアムズポートで開かれる大会リトルリーグ・ワールドシリーズアメリカ国内の各地区支部ごとの予選を勝ち上がった8チーム(アメリカ国内グループ)と、それ以外の地域(日本、アジア・オセアニア=<ref>2006年まではそれぞれの地域で1つずつだったが、2007年から日本が別枠となったためアジア・オセアニアは統合して1枠になった。</ref>、[[カナダ]]、[[ラテンアメリカ]]、[[カリブ海]]諸国、[[メキシコ|メキシコ合衆国]]、[[ヨーロッパ]]、中東・アフリカ)の8チーム(インターナショナルグループ)に分かれて予選リーグを戦い、それぞれの1位チームが直接対決をしてリトルリーグの世界一を決める。
 
*ちなみに日本の代表は次の、2009年までに6チームが世界チャンピオンに輝いている。
**1967年 西東京リーグ
**1968年 和歌山リーグ(日本2連覇)
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**2003年 武蔵府中リーグ
 
== 外部リンク脚注 ==
<references />
*[http://www.japanlittle.jp/ 全日本リトル野球協会]
**[http://www.japanlittle.jp/index2.html リトルリーグ委員会]
*[http://www.littleleague.org/ リトルリーグ公式サイト](英語)
 
== 関連項目 ==
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*[[リトルリーグ・ワールドシリーズ]]
 
== 外部リンク ==
{{DEFAULTSORT:りとるりいく}}
*[http://www.japanlittle.jp/ 全日本リトル野球協会]
**[http://www.japanlittle.jp/index2.html リトルリーグ委員会]
*[http://www.littleleague.org/ リトルリーグ公式サイト](英語)
 
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[[Category:国際野球]]