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Modbusを使って通信する各機器には一意なアドレスが与えられる。シリアルおよびMB+のネットワークでは、マスターとされたノードだけがコマンドを発行できる。イーサネットでは任意のノードがコマンドを発行できるが、一般に唯一のマスターノードがコマンドを発行する。Modbusコマンドには、それを実行させたい機器のModbusアドレスが含まれている。指定された機器だけがそのコマンドを実行し、他の機器はたとえ受信しても何もしない(ただし、ブロードキャスト型のコマンドもある)。Modbusコマンドにはチェック情報が含まれ、受信したコマンドが壊れていないことを確認できる。基本Modbusコマンドは、RTUに対してそのレジスタの1つの値を変更させたり、I/Oポートの読み書きをさせたりできる。さらに機器に対してそのレジスタ内の値を送り返させることができる。
 
Modbusは非常に単純なプロトコルでコピー規格もあるため、これをサポートするモデムやゲートウェイは多数存在する。また、Modbusプロトコル専用の機器も存在する。有線だけでなく[[NeoMote|無線通信による実装]]や、[[ショートメッセージサービス|SMS]]や[[GSM|GPRS]]による実装もある。そのような設計では、高レイテンシとタイミング問題克服考慮する必要がある。
 
== 実装 ==