「タケミカヅチ」の版間の差分

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==解説==
名前の「ミカヅチ」はイカヅチ[[雷]]に接頭語「ミ」をつけた「ミ・イカヅチ」の縮まったもことであり、雷神は剣の神でもある。また、別名のフツ神は本来は別の神で、『日本書紀』では葦原中国平定でタケミカヅチとともに降ったのは[[経津主神|フツヌシ]]であると記されている。フツヌシは[[香取神宮]]で祀られている神である。
 
元々は鹿島の[[土着神]]で、海上交通の神として信仰されていた。[[ヤマト王権]]の東国進出の際に鹿島が重要な地になってきたこと、さらに、祭祀を司る[[中臣氏]]が鹿島を含む常総地方の出で、古くから鹿島神ことタケミカヅチを信奉していたことから、タケミカヅチがヤマト王権にとって重要な神とされることになった。平城京に[[春日大社]]([[奈良県]][[奈良市]])が作られると、中臣氏は鹿島神を勧請し、一族の氏神とした。