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'''ビバーク'''([[ドイツ語|独]]:biwak、[[フランス語|仏]]:bivouac)とは、[[露営登山]][[キャンプ]]などにおいて緊急的に[[野営]]することを指す用語。'''不時泊]]の意味'''とも言う
 
== 概要 ==
岩陰や樹の下にて、所持品軽量化のために[[ツェルト]]などの簡単な用具を張って、夜露をしのぎながら、[[野営]]すること。
[[テント]]を張る場所が無い場合や急激な天候の悪化などで設営が困難な場合に、岩陰や樹の下にて、所持品軽量化のために[[ツェルト]]などの簡単な用具を張って緊急避難的に[[野営]]することを指す。これを「フォースト・ビバーク」と言い、一般的に単にビバークと言ったときはこのフォースト・ビバークを指すが、雷鳴を頼りに[[落雷]]をくぼ地でやり過ごす、予め気象情報などで知った[[台風]]などの風雨から身を守るために樹林でやり過ごすといった、先を見越した計画的な「フォーキャスト・ビバーク」もある。
 
急激に天候の変わりやすい山岳では、強行軍でフォースト・ビバークの状況に追い込まれるのを避ける意味でも、体力や気力が奪われる前にフォーキャスト・ビバークする選択肢を頭の片隅に入れ、ビバーク可能な場所を常に考えておくことが遭難を防ぐ上で重要である。
一般的には[[テント]]を張る場所が無い場合や急激な天候の悪化などで設営が困難な場合の緊急避難的な露営行動(''フォースト・ビバーク'')を指すが、
鳴り出した[[落雷]]をくぼ地でやり過ごす場合や、予め気象情報などで知った[[台風]]などの風雨から身を守るために樹林でやり過ごすといった、
先を見越した計画的なビバーク(''フォーキャスト・ビバーク'')もある。
 
急激に天候の変わりやすい山岳では、強行軍でフォースト・ビバークの状況に追い込まれるのを避ける意味でも、
体力や気力が奪われる前にフォーキャスト・ビバークする選択肢を頭の片隅に入れ、ビバーク可能な場所を常に考えておくことが遭難を防ぐ上で重要である。
 
[[雨具]]、[[防寒具]]、[[レスキューシート]](アルミ箔で出来た保温シート)、替えの下着や靴下などといった基本的な登山装備を使ってもビバーク時は想像以上に体温と体力が奪われる。
 
その際、[[使い捨てカイロ]]がとても役に立ったと救助されたビバーク経験者が口々に語っており{{誰|date=2010年9月}}、夏山登山の場合でも可能ならば持って行きたい装備のひとつである。
 
== 関連項目 ==