「聖なる夜に小さな願いを」の版間の差分

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Point136 (会話 | 投稿記録)
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命の肉体を乗っ取り、六柱を使って世界を破壊せんとしたアスモデートを退け、スルガたちは獣の欠片を手に入れた。スルガは「獣の欠片の力を使えば己が消滅することになる」ということを知りながらも迷わずその力を解放し、消えていく。しかし、クリスマスの夜、リオン=グンタがテスラを迎えにやってきた。実は、テスラは裏界の魔王ルー=サイファーの転生体であり、消失とはテスラの存在がルー=サイファーに上書きされてしまうことに他ならなかった。スルガがその存在のすべてを賭けたにも関わらず、無情にもルー=サイファーはテスラの肉体を手に入れてしまう。しかし、スルガの努力は無駄ではなかった。獣の欠片の力により、ルー=サイファーの精神の片隅にテスラの心が残ることとなった。テスラはその力を振り絞ってルー=サイファーの魔力を操り、スルガの魂を再び呼び覚ます。目覚めの直前、テスラとスルガの魂は邂逅し、そこでスルガはいつかルー=サイファーからテスラを救い2人でクリスマスを祝うことを再び約束する。誰もいないアパートの部屋の中、目覚めたスルガはテスラが付けていたリボンを手にいつかテスラを救ってみせると誓うのであった。
 
一ヶ月後。いつものように大量の書類決済に追われていたくれはの元にマユリが飛び込んできた。強力なエミュレイターが出現したというのだ。ウィザードたちの集中砲火も多重結界であしらうエミュレイター。だがくれはと共に戦場に到着したマユリは不敵な笑みを漏らす。次の瞬間、多重結界は切り裂かれ、そこに砲撃が加えられた。エミュレイターの目の前には、ヒルコとガンナーズブルームを手にする傷癒えた命と灯の姿があった。
 
== リプレイのストーリーと背後の事情 ==