「スバル・EJ20」の版間の差分

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160SX (会話 | 投稿記録)
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: ターボ付インプレッサ用としては初の吸排気可変バルブタイミングを搭載したエンジンである。搭載グレードのS-GTが名前の通りGT的な性格を与えられたため、どちらかと言えば鋭く吹け上がるスポーツユニットと言うより、ターボラグを控えた大人しく余裕のあるドライバビリティを提供する為のユニットという位置づけとなった。なお、このエンジンのハードは下記 BP5/BL5レガシィAT車仕様を流用したものである。
 
*260馬力AT車仕様(レガシィツーリングワゴン/B4 BP5/BL5 GT/GT Spec.B)
: オートマチックトランスミッションとのみ組み合わされ、MT仕様とはカムプロフィールやターボが違う。この型から給排気ともバルブタイミングが可変式となる。同レガシィシリーズのマイナーチェンジ後(D型以降)は「[[SI-DRIVE]]」と組み合わされてう、エンジンマネジメントを3段階で切り替える装置がついており、これにより他社の平均的なNA車と同等の環境性能を有する。GDBインプレッサSTIに続き等長排気マニフォールド、ツインスクロールターボが搭載され徹底的に排気系をチューニング、低音が響く特徴的なエンジン音が、澄んだ高音よりの音に変わった。
 
*280馬力MT車仕様(レガシィツーリングワゴン/B4 BP5/BL5 GT/GT Spec.B)
: マニュアルミッションとのみ組み合わされる仕様であり、AT車用に対し、カムプロフィール変更とターボ変更で280馬力を達成している。等長エキゾーストマニフォールド、ツインスクロールターボ、SI-DRIVEも当然搭載され他はAT仕様と同様である。
 
*308馬力STI仕様(インプレッサ WRX STI標準仕様 CBA-GRB)
: 5ドアハッチバックボディの新型インプレッサSTIに搭載されたエンジンで、量産仕様としては280馬力自主規制枠を突破し、本格的な高出力化を達成した初の2Lエンジンであり、量産エンジンとしては世界的にも例が少ない。大型化されたインタークーラーに大径ツインスクロールターボを組み合わせ、高強度鋳造ピストン、吸排気共につけられたAVCS、等長排気マニホールド、ECU改変と細部の変更により、227Kw(308馬力)422N・m(43Kg・m)を達成。同時にBP/BL型レガシィと同様に「SIドライブ」というエンジンマネジメントを選択する機能専用チューニングを変えて追加、通常走行時の燃費/環境性能と、高負荷時の動力性能の両方を満足させる現代的なエンジンとなった。
 
===その他===
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