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「'''文字禍'''」(もじか)は、[[中島敦]]の[[短編]][[小説]]。[[深田久弥]]の[[推薦]]により、『古譚』の総題で『[[山月記]]』とともに発表される。
[[アッシリア]]の碩学、ナブ・アヘ・エリバ[[博士]]が、[[文字]]の[[人間]]に与える影響の[[研究]]を行い、文字の[[霊]]の及ぼす災いを[[王]]に進言するも認められず、最後には文字の霊の[[祟り]]で圧死してしまう。文字に関する叙述([[ゲシュタルト崩壊]])は著者の実体験によるものと思われる。
[[2008年]]の[[京都大学]]における[[国語]]の[[入学試験]]の問題文として出題された。
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