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江口磐世☆ (会話 | 投稿記録)
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'''木田恵子'''(きだ けいこ、[[1920年]] - [[2006年]][[12月8日]])は日本の精神分析者。
 
本名、梶原恵美子(かじわら えみこ)。旧制高女卒業後、1941年から[[古澤平作]]([[日本精神分析学会]]初代会長)に師事し上位指導を受ける。日本精神分析学会元会員。山王教育研究所元顧問。パーカッショニスト・作曲家・編曲家の[[木田高介]]は実子。
 
豊富な臨床経験を元に多数の著書を残した。なかでも、「喝采症候群」(1986)では[[エルンスト・クレッチマー]]が分類した分裂気質と躁鬱気質の間に「パラノイア気質」を置いた独自の[[偏執病|パラノイア]]論を提唱した。朝日新聞の書評で「喝采症候群」をとりあげた[[中島梓]]の要望で、「名探偵は精神分析がお好き」(1991)で中島と対談している。