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住宅の免震化は、工事が難しい・あるいは建物重量が軽いために効果が薄いとされてきたが、近年では住宅メーカーなどの企業、あるいは産学協同プロジェクト等において様々な免震装置や施行技術が開発されている。その方法も、積層ゴムと金属ダンパーの組み合わせや、メカニカルなスライダー方式など多岐にわたっている。既存住宅であっても、上部構造の耐震化に加えて、基礎部分への免震機構の追加という選択肢が登場した。
 
戸建住宅の免震化は、建物重量が軽いために難しいとされている。住宅メーカーで最初に免震住宅に取り組んだのは[[三井ホーム]]。しかし、高額なため普及はしなかった。住宅メーカーで、戸建の免震住宅で大きなシェアを占めているのは、[[一条工務店]]。[[積層ゴム]]と[[スライダー]]というシンプルな装置を安価で供給することで、普及促進を実現した。その後に、[[積水ハウス]]、[[大和ハウス工業]]と続いている。戸建免震として建物の床下に鉄骨架台と免震装置(ベアリング支承とオイルダンパー)を設置する「[http://www.kme.jp/menshin/index.html シンドCUT]」という製品も出ている。
 
==欠点==