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Aquamarin456 (会話 | 投稿記録)
wikipediaに店舗リストは不要
市販イカ焼きを語るには、業務用イカ焼機器の歴史的背景を語る必要が重要だと思われます。
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== イカ焼き用の器具&機器 ==
家庭用イカ焼き器は、一辺21cm前後の四角い鉄板を2枚合わせ、およそ直径180φのイカ焼きを1枚ずつ60秒程度で加工できるが、器具の特性上、握力と少々腕力(器具持手を[[支点]]とし、そのまま持ち上げて表裏を回転させながらガス火式や電熱式コンロなどで加熱するため)が必要である。
 
市販されるイカ焼きは専用の業務用イカ焼き機器で1度の[[加工]]当り、直径90φから180φのイカ焼きを2枚から6枚程度プレスする。その加工工程は、190度から210度程度の高温に熱した、厚さ9~23mmの鉄板を上下から同時に押しつけることにより、短時間(約30秒から45秒程度)で焼き上げる事が可能である。尚、業務用イカ焼き機器の特性により、複数台の機器を2~7台並列に配置することにより、狭い場所でも大量生産する事が可能である。
 
業務用イカ焼き機器の発生歴史推移としての元祖は1950年代に、シルバー産業有限会社(大阪本社)が阪神百貨店 地下スナック・パーク内、通称阪神いか焼き店よりの開発依頼により、特別注文生産機械として、 上下・ガス赤外線シュバンクバーナー仕様の7連式を導入、機械幅が余りにも広いため、焼き上がった いか焼きを機械の端から端まで、手渡し出来ないため、商品移送コンベアーを機械奥上部に備えた。
当時は、いか焼き購入の為に行列を並ぶ客からそのコンベヤーが間近に観られた為 「いか焼きは、コンベヤーで焼かれている!」と噂された時期(昭和45年~60年)もあった程である。 近年ではインターネット網の普及により、阪神いか焼き店厨房内もあちらこちらで画像detaが 公開されて居られることも手伝いこれらの噂は皆無となった。
1960年以降、阪神いか焼きを堪能した、商業ベースを望む企業家の声に応じ、 シルバー産業有限会社は、量産型いか焼き機器の開発を開始し、1963年、量産型いか焼き機器 として、上部赤外線ガスバーナー仕様で、下部パイプバーナー仕様の上下熱源方式の違った、 2連式キャスター付いか焼き機器が誕生した。後に、シュバンク・バーナーユニットの価格低下と 上下同熱源を使う事での遠赤外線効果増大に伴い、いか焼き機器は、上下熱源とも 赤外線ガスバーナー仕様となった。
1980年代に入り、大型小売店舗フードコートやチェーン店舗方式の居酒屋店やお好み焼き店舗などが、 増加の一途を辿り、上記2連式キャスター付では、設置スペースが採れないという要望が多数 シルバー産業有限会社へ寄せられたことから、新型案件機材として、上下赤外線ガスバーナー仕様 402si型卓上1丁式いか焼き機器が誕生した。更に1985年、前出居酒屋チェーン店舗さまより 「上下に突き出ている、鉄板を挟み込む"鉄の棒"(シルバー産業有限会社内呼称=箸(はし)が、 邪魔であるので、切断して欲しい。」の要望に応え、上下赤外線ガスバーナー仕様402si型 卓上1丁式取っ手タイプいか焼き機器が誕生した。
1987年、厨房環境のガスレス化の動きとパートさんアルバイトさんのマニュアル化増大に伴い、 操作手順に熟練を要さないとの意図から、熱源に強力な赤外線シーズヒーターを用いた、 電気仕様卓上1丁式いか焼き機器が、ニチワ電機株式会社より発売された。
 
== 外部リンク ==