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'''害獣'''(がいじゅう)とは、人間活動に害をもたらす[[哺乳類]]に属する動物一般をさす言葉である。人間の多い地域では、[[家畜]]などの飼育動物以外はほとんどがこれに含まれる可能性がある。
 
哺乳類から受ける人間の被害には様々なものがある。日本で考えても、直接に人間が肉体的被害を受ける場合([[ヒグマ]]など)、畑を荒らすなど農作物が被害を受ける場合([[ニホンジカ]]、[[ニホンザル]]、[[イノシシ]]など)、家畜や養殖魚などが被害を受ける場合([[オオカミ]]、[[タヌキ]]、[[[キツネ]]、[[イタチ]]など)、芝生が荒れるなど景観の被害([[モグラ]]など)、糞尿による汚染([[コウモリ]]、ネコなど)があげられる。そのため、場合によっては地域のあらゆる哺乳類はその名を挙げられる可能性がある。
 
基本的に獣の側が人間の生息域に出現する事で被害が顕在化することが多いが、[[環境破壊]]により生息地の餌資源不足及び生息地そのものを失うといった事や、[[チョウセンイタチ]]やネコのような本来の生息域の存在しない動物([[外来生物]])を人間が持ち込んだ事が要因である場合もあり、その場合は[[人災]]であるともいえる。