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[[画像:Shack in Pigeon Forge, TN by Zachary Davies.jpg|thumb|280px|典型的な掘っ建て小屋 (米[[テネシー州]])]]
[[画像:Moscow villa hut.jpg|thumb|280px|[[ログハウス]]タイプの掘っ建て小屋]]
 
'''掘っ建て小屋'''(ほったてこや)とは、[[基礎]]や[[束石]]などを用いず、柱を直接土中に埋め込んで建てる小屋。転じて、粗末な小屋のことをいう。
'''ほったて小屋'''とは、[[礎石]]を置かないで、柱を地面に埋めて立てた形式の[[小屋]]である。 転じて粗末な家に対して使われる表現となった<ref>広辞苑第二版p.2043</ref>。
 
==由来と概要==
*技術が未熟であった時代では一般的な建築様式であり、[[縄文時代]]の[[遺跡]]などでは柱を埋め込んだ跡が発見されることも珍しくない。
*柱が直接地面と接することから、湿気や食害などで腐食や老朽化が早く進むが、[[コンクリート]]や大型の石材を利用しなくとも良く手間が掛からないことから、簡易な小屋を造る際に用いられる。現在では、[[プレハブ工法|プレハブ小屋]]や[[スーパーハウス]]などに取って代わられつつある。
*[[考古学]]上の用語としては'''[[掘立柱建物]]'''を用い、一般的に'''掘っ建て小屋'''といえば、現在の柱を直接土中に埋め込んだ小規模な建物を指す。
 
もともと ほったて小屋とは「掘って建てた」小屋のことで、これが訛っていくうちに「ほったて小屋」になったと言われる。
 
掘って建てるというが、たいていの場合は少し穴を掘った程度で、基礎的な基盤は無い。つまり、[[礎石]]も置かない粗末な家だということである。柱も直接地面に刺す(柱らしい柱が無い場合も稀にある)。昔は[[日本]]でも多かったが、今ではほぼ[[貧困国]]にしか見られない住居である。しかし、[[オオカミ]]や雨風から身を守るには、十分なものであった。
 
== 出典 ==
<references />
 
==関連項目==
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*[[スラム]]
*[[北の国から]]
 
*[[バラック]]
*[[掘立柱]]
*[[よゐこの無人島0円生活]]
*[[紅い花]]
 
[[Category:建築|ほつたてこや]]