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いったん社会人として就職後、[[1978年]]に19歳で[[奨励会]]1級に入会するという異色の経歴の持ち主である。年齢規定ぎりぎりの入会であった。なお、[[2005年]]には19歳で[[奨励会]]初段に入会するという、自身と類似した経歴である[[吉田正和]](当時朝日アマ名人、2008年度前期[[三段リーグ]]において四段昇段決定)を弟子に取っている。体重120kgといわれる巨体の持ち主で、ピンクのスーツでTV番組に登場し軽妙なトークでファンを楽しませるなどタレント性があり、普及・広報の面で人気が高い。
 
「[[探偵!ナイトスクープ]]」など、テレビのバラエティ番組へ出演した経験がある。[[1994年]]4月から9月までは[[TBSテレビ]]系の「[[テレビの王様]]」でレギュラー出演していた。1996年放送のNHK連続テレビ小説「[[ふたりっ子]]」の中で、主人公に弟子入りを頼まれる棋士を本人役で演じている。その際、神吉は[[トランプ]]を普段から携帯しているためか、スタッフにそれを手で扱いながら登場するよう指示された。本人はその後、[[将棋世界]]のエッセイの中でこのことに触れ「そんなことしながら歩く棋士おらんわ!」と書いていた。
 
[[日本放送協会|NHK]] [[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]で毎年1回放送される「[[大逆転将棋]]」という特集番組では司会と構成を務めている。また、同チャンネルの「囲碁将棋ウィークリー」(後の「[[囲碁・将棋ジャーナル]]」)の初代キャスターでもある。
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1999年度のNHK杯では[[森内俊之]]を破る。この対局の序盤では、神吉は定番の振り飛車穴熊にするが、それに対して森内は自分の飛車も振って、意表の[[相振り飛車]]戦に持ち込んだ。森内が飛車を振った瞬間、「それはないやろ、森内君」という神吉のささやくようなぼやきが、テレビの音声に入っていた。
番組終了時カメラに向かってピースサインをした。
 
[[2005年]]8月、[[瀬川晶司]]のプロ編入試験第2局の試験官(対戦相手)を務める。ここでも神吉は、対局前に「振り飛車穴熊戦法」と戦法予告をしたり、全身ピンクのスーツ姿で対局に臨み、対局前に瀬川に対して、「(目が)チカチカするやろ?」と言っておどけてみせる。また、対局中に(対局当事者であるにも関わらず)大盤解説場に登場して情勢についてコメントするなどのパフォーマンスを見せた。結果は瀬川の勝利。対局終了後、「プロ棋士になれる」と瀬川を励まし、勇気づけた。
 
磊落な発言で知られるが、礼儀はわきまえていて、他の棋士からの人気が高い。
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== 昇段履歴 ==
*1978年 1級 =  =[[新進棋士奨励会|奨励会]]入会
*1979年 初段
*[[1983年]][[7月26日]] 四段 =  =プロ入り
*[[1988年]][[1月17日]] 五段([[勝数規定]])
*[[1996年]][[4月11日]] 六段(勝数規定)
*[[2010年]][[4月1日]]  七段([[順位戦#フリークラス|フリークラス]]昇段規定)
 
== 主な成績 ==