「外用薬」の版間の差分

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:薬を蒸気状にして、口腔内に吸入する薬剤。主に喘息など呼吸器疾患の治療に用いられる。
 
===坐薬===
[[肛門]]に注入して、患部や症状を治療したりするための薬剤。主に坐剤、軟膏剤、浣腸に分けられる。
;====[[坐剤]]====
:坐薬特有の剤型で、固形状の薬剤が肛門内の熱により融解し、患部に浸透させる。主に[[痔疾]]の治療に用いられるが、[[風邪]]等の発熱等に使用する[[消炎鎮痛剤]]もある。その場合は、肛門粘膜を通じ薬剤が全身に作用する。
;====軟膏剤([[注入軟膏]])====
:外皮用の軟膏剤と区別するために注入軟膏と呼ばれ、肛門内外の患部に塗布または注入する。主に痔疾の治療に用いられる。
;====[[浣腸]]====
:一般に[[浣腸]]と呼ばれる薬剤。[[排便]]促進や[[栄養]]補給などに用いられる。