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[[画像:Expo AMeDAS-2005-7-22.jpg|thumb|none|250px|[[2005年日本国際博覧会|愛・地球博]]会場に設置されていた万博アメダス(気象庁が設置するものとは異なる)]]
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'''アメダス'''('''AMeDAS''' , '''A'''utomated '''Me'''teorological '''D'''ata '''A'''cquisition '''S'''ystem)とは、[[日本]]国内約1,300か所の[[気象]]観測所で構成される、[[気象庁]]の無人観測施設である「地域気象観測システム」の通称である。
 
== 概要 ==
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「地域気象観測システム」の英語訳が"Automatic Meteorological Data Acquisition System"であった時代にその略称を考えた際、単にAMDASとするのではなく、AMeDAS(雨出す)としたほうがおもしろいとの提案が採用され、略称を"AMeDAS"、その読みを「アメダス」とすることとなった。後に英語訳が"Automated Meteorological Data Acquisition System"に変更されたが、特に変更の必要は無かったためそのまま使用されている<ref>[http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061219/257338/ 天気や気温を伝える「気象庁のアメダス」] 平野亜矢, ITpro NETWORK調査隊 インフラ編, 2006年12月22日, 日経BP</ref>。このエピソードはあまり知られておらず、「雨です」が訛った「雨だす」にかけたものだ、と言った俗説も一部にある。
 
=== 課題 ===
また、「アメダス」の「ダス」をもじったり、英語訳のDAS(=Data Acquisition System)を用いたりして、名称や略称を「○○ダス」とする例が見られる。[[鉄道]]において地震の発生時に速報を行う[[ユレダス]]、[[バンダイ]]が発売している商品名の[[カードダス]]などは典型的な例である。「[[イミダス]]」の印象と相まって、[[情報システム]]や[[データベース]]などの名称に使われることも多い。
アメダス観測は、観測精度の観点から、観測所付近の環境保守管理が必須条件となる。よって、無人観測設備であるアメダスの環境保守管理水準を、いかにして維持するかが課題となる。
 
近年では、[[2010年]][[9月]]に[[京都府]][[京田辺市]]にあるアメダスの温度計を含む通風筒に[[つる植物]]が巻き付いていたとする報道<ref>[http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20100907000025 京都新聞]2010年9月7日付記事を筆頭とした一連の報道。</ref>をうけ、気象庁がアメダス全1277箇所の緊急点検を行い、京田辺は気温・雨量、他14箇所は雨量観測に不適切な環境であり、京田辺を含む7箇所で実際に観測結果に影響があったとして、気象庁の統計に用いない事とした事例がある<ref>[http://www.jma.go.jp/jma/press/1009/30a/100930_amedas.html 気象庁記者発表]2010年9月30日付。</ref><ref>この京田辺のアメダスは、2010年9月5日に、全国9月日最高気温記録・2010年の日最高気温記録となる39.9℃を観測した事で話題となっていた。(この9月5日の観測値も、気象庁の統計に用いない事とした値に含まれる)</ref>。
 
== アメダス観測所の詳細 ==
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</table>
 
== その他 ==
また、*「アメダス」の「ダス」をもじったり、英語訳のDAS(=Data Acquisition System)を用いたりして、名称や略称を「○○ダス」とする例が見られる。[[鉄道]]において地震の発生時に速報を行う[[ユレダス]]、[[バンダイ]]が発売している商品名の[[カードダス]]などは典型的な例である。「[[イミダス]]」の印象と相まって、[[情報システム]]や[[データベース]]などの名称に使われることも多い。
 
== 関連項目 ==
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== 脚注 ==
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<references/>
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== 外部リンク ==
=== 資料 ===