「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」の版間の差分

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敷地は公園内にあり、レースウィーク以外は市民の憩いの場となっている。[[1976年]]の[[モントリオールオリンピック]]では[[ボート]]競技の会場であった。
 
[[1978年]]より[[1987年]]を除き[[フォーミュラ1|F1]][[カナダグランプリ|カナダGP]]が毎年行われていたが、[[2008年]][[10月7日]]の[[世界モータースポーツ評議会]](WMSC)で[[2009年]]のF1カレンダーから削除されたが、。しかし[[2010年]]の[[フォーミュラ1|F1]]では2年ぶりに開催されることになった。F1以外のモータースポーツは[[世界スポーツプロトタイプカー選手権|WSPC]]や[[チャンプカー・ワールド・シリーズ|チャンプカー]]のレースも行われていた。
 
当初はスタート・フィニッシュラインや[[ピット (サーキット)|ピット]]がヘアピンコーナーの出口(コース図左端)にあったが、その後反対方向(コース図右端)へ移設された。安全性のためレイアウトも改修され、ヘアピン立ち上がりの高速S字コーナーがほぼ直線に近いゆるやかなカーブとなった。ストレートをヘアピンと5つのシケインでつないだ典型的なストップ・アンド・ゴー・タイプのサーキットで、高速からのブレーキングが難しく、ブレーキパッドの消耗も厳しい。エスケープゾーンが狭いため、コースオフがクラッシュにつながり[[セーフティカー]]の出動場面がよく見られる。特に最も長いストレートの後にある最終[[シケイン]]は、F1サーキットの中でも難関として数えられる。減速を誤ると縁石に乗ってマシンが跳ね、コーナー外側のコンクリートウォール(通称「'''恥辱の壁''': ''Wall of Shame'' 」)にクラッシュしてしまう。[[1999年カナダグランプリ|1999年]]には、当時現役の[[F1世界チャンピオンの一覧|ワールドチャンピオン]]で[[ミカ・ハッキネン]]を除き、[[デイモン・ヒル]]、[[ミハエル・シューマッハ]]、[[ジャック・ヴィルヌーヴ]]らが、相次ぎこの壁に激突する事故が起き、最終的に生き残ったハッキネンが優勝した。このこともありこの壁は「'''チャンピオンの壁''': ''Champion's wall'' 」とも呼ばれている。ちなみに、この最終シケイン横にそびえるウォールの脇には、「ようこそケベック州へ」とフランス語で書かれた看板がある。