「細井聡司」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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== 略歴・概要 ==
幼少の頃より音楽、特にゲームミュージックに親しみ、高校卒業後に[[ビデオシステム]]株式会社へ入社。5年間同社ゲーム作品のサウンドを担当した後、[[1997年]]に退社し、以後は[[フリーランス|フリー]]としてゲームの主題歌やBGMなど、映像音楽制作を中心に活動を開始。翌年、ヴォーカリストの[[kala]]とEnergy fieldを結成。[[2002年]]、 [[たまソフト]]から発売された『[[世界ノ全テ]]』の主題歌・BGMを担当し、冒頭に流れる[[竹内純]]によるOP曲「'''未完成の城'''」、kalaによるピアノの弾き語り「'''free will'''」、主人公の再生をテーマとした「'''世界ノ全テ'''」等の曲によって高い評価手掛けた。翌年にはアルバム『'''Energy field'''』及び『'''世界ノ全テ -remind of you-O.S.T'''』を発表。しかし同年、kalaが脱退しユニットEnergy fieldは解散となった。以後ソロとして活動。
 
これ以後は映像音楽の方面に限定することなくアーティスト活動にも力を入れ、ソロ活動とオリジナルアルバムのプロデュースにも取り組む。[[2003年]]、ヴォーカリスト[[中原涼 (歌手)|中原涼]]を迎えて活動は新局面へと展開した。同年には中原涼の他[[YURIA]]・[[片霧烈火]]をヴォーカルに迎えた細井本人名義のアルバム『'''ヤジルシ、メジルシ。'''』を発表。
 
そして[[2004年]]、[[Littlewitch]]が送り出したゲーム『[[Quartett!]]』の主題歌・BGMを担当。このゲームはクラシック音楽界が舞台であることから、使用される楽曲も非常に多かった。『世界ノ全テ』の楽曲はどちらかといえば落ち着いた旋律が多くを占めたが、『Quartett!』は中原の歌う「'''虹の彼方へ'''」をはじめ明るく楽しい曲調も多い。ゲーム中、[[エドワード・エルガー|エルガー]]や[[セルゲイ・ラフマニノフ|ラフマニノフ]]の有名曲が使用されているが、それらと共にあっても違和感を抱かせない「'''咲き誇る季節'''」のごとき細井の美しい旋律は高く評価されている。[[ドイツ語圏]]を舞台としているにも関らず、[[ケルト人|ケルト]]や[[スコットランド]]民俗音楽からの影響が濃い『Quartett!』内の楽曲は、後に『'''flowers'''』(『Quartett!O.S.T』)に収められた。
 
[[2005年]]には中原涼のマキシシングル『'''Squall'''』やファーストアルバム『'''オトノハ'''』をプロデュースしている。このほかYURIA、MW(片霧烈火、[[霜月はるか]])といったシンガーとの活動や新人ボーカリストの発掘にも力を入れている。[[2006年]]1月リリースの『'''LOST CHILD インフィニア'''』や9月発売のソロ作品『'''anchor point'''』はその成果である。