「功労馬繋養展示事業」の版間の差分

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しかし[[1996年]]、JRAの関連団体である軽種馬育成調教センター(BTC)が、「引退名馬けい養展示事業」の実施を発表。これにより、引退した中央競馬の重賞勝ち馬のうち、繁殖、乗馬いずれの用途にも供されていないものについて、その所有者が申請すれば、一般ファンに対する公開義務を条件として月3万円の助成金が交付されるようになり、繁殖として成功を得られなかった馬にも一応の救済策が用意される事となった。[[2007年]]には事業名称が「功労馬繋養展示事業」に変更。同時に「引退名馬飼養環境整備事業」が新設され、助成対象馬が中央競馬の重賞優勝馬から[[地方競馬]]の[[ダートグレード競走]]の優勝馬まで拡大された。助成対象馬の居場所はBTCによって把握され、死亡、助成の解除等があった場合はその都度BTCのホームページ上で発表されるようになっている。
 
20072010年現在、150200頭以上が助成を受けて余生を送っているが、助成資格がありながら引退後行方不明になる馬も未だ数多く、事業の周知と馬主に対する申請の働きかけが今後の課題となっている。
 
== 関連項目 ==