「エイリアン9」の版間の差分

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; 大谷ゆり
: 声 - [[井端珠里]]
: 6年椿組のエイリアン対策係。平成14年6月8日生のAB型。エイリアンを何よりも気持ち悪がって嫌う一般的な生徒。対策係には投票により、クラスメイト達から押し付けられる形で選ばれた。ちょっとしたことで気絶してしまうくらい臆病で気弱な性格で、トラブルが起こるとすぐにパニックに陥る。いわゆる泣き虫。趣味や特技は特になく、対策係としても劣等生的な評価を受けている。黒髪を二つ縛りにしている。3人家族の一人っ子。防護服の色は赤。
<!--作中では臆病な性格のために様々なトラブルを起こしている。エイリアン「グラディウス」と共生したクラスの男子に襲われた事件では、恐怖の余りに自分のボウグを「過成長」させてしまい、グラディウスだけでなく飼育されていたエイリアンを全て殺してしまった上、くみのボウグとかすみのボウグまで攻撃してしまった。
物語終盤でボウグの天敵であるエイリアン「ヒマワリ」と出会い、ヒマワリから共生しないかと誘われる。そして、イエローナイフと共生したかすみとボウグ化したくみを元に戻すためにヒマワリとの共生を承諾してしまうが、すんでのところで自身のボウグの捨て身の行動よって助けられた。その後、ボウグと共生したわけではないが、なぜか結った髪の片方がドリルのような巻いた形になる。
「エミュレイターズ」ではくみやかすみと一緒に暮らしており、中学校の入学式当日にエイリアンが中学校に現れたことで再びエイリアン対策に乗り出すことになる。物語後半ではかすみの手によりイエローナイフに取り込まれ、そこでボウグ化したくみに共生を迫られるが、最終的に萌菜美によって助けられた。-->
; 川村くみ
: 声 - [[清水香里]]
: 6年藤組のエイリアン対策係。平成14年9月11日生のAB型。しっかり者で面倒見のいい性格。1~5年生の間は学級委員長を務めていたが、他人の面倒を見たり責任を取らされたりすることに嫌気が差し、誰にも文句を言われずに学級委員長をやめるため、自ら進んで対策係になった(この経緯は「エイリアン9-エミュレイターズ-」収録の番外編で詳しく描かれている)。作家である母の仕事を手伝っているために知識が豊富で、成績優秀な模範的生徒。エイリアンの襲来にも冷静沈着に対処する。4歳のときに父親を亡くしており、家は母一人子一人の母子家庭。髪型は茶色のショートヘア。防護服の色は薄紫。
<!--後にエイリアン「ライナックス」に襲われて命を落とすが、自身のボウグの力で生き返った。それによって自分自身不完全なボウグと共生た状態になり、体からボウグが持つドリル状の触手を出せるようになる。しかしその代償として体からドリルを出すたびに体の機能を損傷するようになり、さらに再生した時に生殖能力を失った。「エミュレイターズ」では首から下の体がすべてドリルになっていたことが判明。更に自分自身がボウグそのものと化しつつあり、ゆりと共生したいと強く望むようになる。物語の後半でイエローナイフに取り込まれた際にゆりに自分との共生を迫った(その影響かイエローナイフの体内から出てきた際にはゆりの姿になっていた)が、ゆりを傷つけないためにボウグの本能を自力で押さえ込んだ。しかしそのためにボウグに意識を侵食され、最後は半ば暴走した状態になってゆりや萌菜美に襲い掛かったが、萌菜美のボウグによってかすみのボウグに自分の記憶を移されることで助けられる。「エミュレイターズ」最終話のラストシーンでは、その後かすみと久川先生と共にアメリカ・カリフォルニアにわたり、そこで元の姿に戻ったことが明かされた。-->
; 遠峰かすみ
: 声 - [[下屋則子]]
: 6年桃組のエイリアン対策係。平成14年7月1日生のAB型。裕福な家のお嬢様で、勉強はもちろん、[[ピアノ]]や[[バレエ]]、[[ローラースケート]]など、あらゆることをこなす天才。天真爛漫な性格で、「好きだから」という理由で対策係になった。ボウグを優雅に使いこなし、対策係としても天才と呼ばれるほど優秀。家は4人家族。海外留学中の兄のことを強く慕っているらしい。好きな[[フレグランス]]は、「バーバリーウィークエンド」。長い茶髪(アニメでは金髪)をツインテールに結っている。防護服の色はピンク。
<!--物語後半でエイリアン「イエローナイフ」に取り込まれたところをゆりとくみに救出されたが、この事件以降イエローナイフと共生を開始し、イエローナイフが持っていた妨害脳波を放つ能力が使えるようになった。また、髪をコイルのような形に変化させ、相手の頭に当てることで言葉を介さずに直接自分の思考を伝えるテレパシーのような技術も得た。しかしイエローナイフとの共生により性格が一変、容貌にもある変化が現れる。「エミュレイターズ」ではたくさんのイエローナイフの幼生を密かに育てていたことが判明。物語後半でくみがボウグ化しつつあることを知った後、成長した多数のイエローナイフを中学校に出現させ、くみとゆりをイエローナイフの体内に放り込んでくみの望みを叶えさせようとしたが、萌菜美により阻止された。実はイエローナイフと共生した後もボウグを頭に乗せており、「エミュレイターズ」の時点では成長したボウグを頭に乗せていたことが判明する。-->
; 久川めぐみ
: 声 - [[久川綾]]
: 第9小学校のエイリアン対策係担当。生徒からは先生と呼ばれているが、授業を行っている描写等はなく、実際に教師であるのかは不明。専用のカウンセリング室を持っているので、どうやら学校付の[[カウンセラー]]であるらしい。細かなプロフィールは定かではないが、対策係である3人の様子をレポートにしてどこかに提出している。頻繁に面倒を起こすゆりのことを問題児と見ているが、それを表立って見せることはなく、特に生徒からも嫌われてはいない。かすみに好かれている。
<!--その正体「第9世代」と呼ばれるボウグと共生に成功ておりた人間で、成長したボウグを頭に乗せている(つまり彼女の髪はボウグそのもの)「エミュレイターズ」ではゆり達が進学した中学校にエイリアンが現れたとの知らせを受けてそこへ向かった際、現れたエイリアンの正体が旧世代のボウグであることを知り、そのことをゆり達に伝えた後、今後の対策としてゆり達に萌菜美を加えた新しいエイリアン対策係を結成。その後、くみがボウグそのものになりつつあることに気づいて自分のボウグと共にゆり達の様子を見守っていたが、物語後半でイエローナイフの群れが中学校に現れた際、目の前でかすみにボウグを殺されてしまう。その後、丘田校長のボウグを持ち出しかすみに反撃を試みたが、その場に居合わせた萌菜美に止められた。-->
; 丘田知紗
: 声 - [[佐久間レイ]]
: 第9小学校の校長。久川先生のことを「めぐみちゃん」と呼び、プライベートでも親しい仲らしい。“委員会”からの指示により、エイリアン対策係の仕事に対し重大な関心を持って監視しており、単に小学校をエイリアンの侵略から守ることとは別の目的を持って行動しているようだ。
<!--久川先生同様ボウグと共生してお「第9世代」の人間であり、成長したボウグを頭に乗せている。-->
; 珠木美佑
: 声 - [[中山さら|中山真奈美]]
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; ボウグ
: 声 - [[中尾隆聖]]
: 共生型エイリアン。エイリアン対策係がヘルメットのように頭にかぶって使用しており、この頭部に装着した状態が「共生」を始めた状態となる。共生した宿主の体から出る垢などの老廃物を食料として消費し、その代わりとして宿主をあらゆる危険から守ろうとする性質を持つ。カエルの頭に羽が生えたような形状をしており、その羽を大きく広げて宿主を攻撃から庇ったり、羽の先端からドリル状の触手を伸ばして外敵を撃退したりする。知能は高いようで、人並みに言語を操ることができる。その反面、宿主と共生していない状態では、這いずり回る程度の機動力しか発揮できないらしい。<!--成長すると毛髪のような姿になり、かつらのように宿主の頭に乗る。この状態になると宿主から離れても行動する事が出来るようになる。また、宿主の記憶を自分の中に抽出する能力も持っている。-->外見や口調などに若干の個体差が見られる<ref>ゆりのボウグは体が赤い色で乱暴な口調で喋る。くみのボウグは体が紺色で2本の太い縞模様があり、目の上が尖った形になっており、穏やかな口調で喋る。かすみのボウグは体がピンク色で全身に尖った突起があり、丁寧な口調で喋る。</ref>が、性質や性格に大きな差はないらしい。そのためか、作中でも種名である「ボウグ」で呼ばれることしかなく、固有名詞で呼ばれるような描写はない。エイリアンの中でも「ドリル族」と呼ばれる種族。
: ちなみに人間と共生するのは雄のボウグだけで、雌のボウグは人間とは共生しない。また雌のボウグは雄と異なり羽が生えていない。
; イエローナイフ
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: 突然第9小学校の屋上に落下し、しばらくは何もしてこなかったが、後にかすみを取り込み、彼女の「一人ぼっちを恐れる感情」を使って小学校の生徒や教師達に対し精神攻撃を開始。更にかすみを助けようとした対策係や久川先生にも同様の方法で精神攻撃を仕掛けた。<!--最後はかすみを解放した後自爆するが、その際かすみがイエローナイフと共生する事を決めていたため、イエローナイフの精神はかすみと共生し続ける事になった。「エミュレイターズ」では、かすみによって大量のイエローナイフの幼生が育てられていたことが判明する。-->
; ヒマワリ
: 共生型エイリアン。ボウグの天敵で、その名の通りヒマワリの花に似た形をしている。ボウグ同様頭にかぶることで人間と共生し、体からドリルを出す事も出来る。物語の終盤で突如第9小学校に現れ、生徒達との共生を試みたが失敗。その後、かすみやくみとの共生にも失敗した後、ゆりに自分と共生するよう持ちかけてくが…
<!--その後、自分と共生することを承諾したゆりと共生を開始し、同時に彼女の精神を侵食して精神世界の中で美佑やかすみを倒させていった。しかし、最後にくみを倒させようとした際にゆりの精神世界の中へ入ってきたゆりのボウグによってそれを阻止され、最終的にゆりとの強制も失敗に終わった。-->
 
=== 用語 ===