「少尉候補生」の版間の差分

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** 少尉候補生 - 海軍兵学校を卒業した者をいい、1箇年間本務に必要な勤務を習得したのち(練習候補生として内地航海および遠洋航海をしたうえ実務候補生として勤務に服する)、少尉に任じられる
** 機関少尉候補生 - 海軍機関学校生徒の課程を卒業した者をいい、任官の要領は少尉候補生に同じである。
** 主計少尉候補生 - 海軍経理学校を卒業した者および中学校もしくはこれと同等以上と認める学校を卒業し、かつ法律学、経済学を修めた者で採用試験に合格した者をいい、任官の要領は前者に準じる。[[慶應義塾大学]]は{{和暦|1899}}に普通学科および大学科卒業生に主計少尉候補生の受験資格を得た。(三十年勅令第三百十四号,海軍高等武官補充条例第七条)
** 各科候補生 - 外国の学校において相当の課程を修了し、採用試験に合格し、海軍武官任用委員の銓衡を経た者をいう。ただし兵科、機関科をのぞく。
** 各科 - 以上は候補者であるが相当官には候補生のないものもあり、すなわち大学令による大学の学科を修め学士と称することを得る者、および高等商業学校専攻科を卒業した者はただちに中尉相当官(実歴を有する者は銓衡のうえ大尉相当官)に任じられる。