「アウストラロピテクス」の版間の差分

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'''アウストラロピテクス''' ({{snamei|Australopithecus}}) は、[[哺乳類]]霊長目([[サル目]])[[ヒト科]]の絶滅した[[属 (分類学)|属]]であり、[[化石人類]]の一群である。
 
[[アフリカ]]で生まれた初期の人類であり、約400万年前 - 約200万年前に生存していた、いわゆる華奢型の[[猿人]]である。頑丈型の猿人(200~120(200 - 120万年前)は、以前はアウストラロピテクスに含めていたが、最近では[[パラントロプス]]に分類することが多い。
 
==特徴==
身長は120cm台~140cm - 140cm台くらいで、脳容積は現生人類の約35%の500cc程度であり、[[チンパンジー]]とほとんど変わらないが、骨格から二足歩行で直立して歩く能力を持つと考えられている。姿形は直立したチンパンジーというイメージである。
 
[[石器]]はほとんど作っていないと考えられているが、最後期の種 ([[アウストラロピテクス・ガルヒ]]) では原始的な石器を使っていたと考えられている。かつては猿人と呼ばれた。
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== 進化上の位置付け ==
以前は最も古い人類の祖先とされていたが[[アルディピテクス属]]の発見により、その次に続く属となった。約440万 - 約390万年前に[[アウストラロピテクス・アナメンシス|A・アナメンシス]]が、約390万 - 約300万年前にアファレンシスが現れ、約330万 - 約240万年前に[[アウストラロピテクス・アフリカヌス|A・アフリカヌス]]に進化した。この属から[[パラントロプス]]と、[[ヒト属|ホモ(ヒト属)]]最初の種[[ホモ・ハビリス]]が進化したと考えられている。
 
==種==