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{{Otheruses|格闘技の技|紙類に穴を開ける器具・行為|パンチ (文房具)}}
[[File:Jab punch.jpeg|thumb|パンチの一例(ジャブ)]]
[[File:Footwork.jpg|thumb|パンチの一例(ストレート)]]
'''パンチング''' (''punching'') または'''パンチ''' (''punch'') とは、[[拳]]を握って対象物を殴打することである。主に[[格闘技]]・[[武術]]の[[技]]([[打撃技]])として使用される。その場合、'''拳'''(けん)、'''拳技'''、'''拳術'''、'''ブロー'''、'''フィスト'''、'''ナックル'''とも呼ばれる。
 
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== ボクシング ==
[[File:Boxing at the 2000 Olympic games.JPEG|thumb|フック]]
パンチのみで格闘する種目である[[ボクシング]]においては様々な種類のパンチが使用される。腰の回転を使わず腕の瞬発力をもって放つものは'''[[ジャブ]]'''である。利き腕を真っ直ぐに突き出すものは'''[[ストレート]]'''である。ジャブに続けてストレートを放つものは'''ワンツーパンチ'''である。横から水平に殴りつけるものは'''[[フック (打撃)|フック]]'''である。下から突き上げるように放つものは'''[[アッパーカット]]'''である。相手の腹部を狙うものは'''ボディブロー'''である。ボディブローはハードパンチャーであれば[[ノックダウン|ダウン]]を奪うことも可能であるが、通常は相手の動きを止めたり、スタミナを奪ったり、ガードを下げさせる戦法として使われることが多い。ボディブローのうち、相手の[[みぞおち]]を狙うものを'''ストマックブロー'''と、相手の肝臓付近を狙うものを'''レバーブロー'''('''リバーブロー''')と呼ぶ。
 
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== 武道・武術 ==
[[File:Funakoshi Makiwara.jpg|thumb|巻き藁に突きを打ち込む[[船越義珍]]]]
[[武道]]・[[武術]](主に[[空手道]]や[[拳法]])においても使用される。プロレスリングや総合格闘技でも使用される場合がある。
* [[正拳突き]]
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プロレスにおいては、独創的な派生技が多く存在する。プロレス独自のものが多く、他の格闘技でほとんど使用されない。ただ一部の技は総合格闘技等で使用される。
 
基本的にプロレスでは、国、団体にかかわらず、殆どの団体が、グローブを着けていても拳(こぶし)の部分での殴打は反則とされている。しかし、プロレスでは[[審判員|レフェリー]]が5カウント数えるまでに技の使用をやめれば反則とはならないので、事実上は使用を認めている。ただし、大半のレスラーは[[ケーフェイ|プロレスの暗黙の了解]]に従い、本気で相手を殴りつけ致命傷を与えることはない。日本以上に大半の選手が試合中パンチを使用するアメリカでは、「パンチの打ち方を見れば、そのレスラーの技量が分かる」とも言われており、「1,致命傷を与えず、ダメージのみを与える 2,自分の拳を割らない 3,相手にケガを負わせない」等が見極めるポイントとされている。
 
=== 種類 ===
[[File:Wrestling, Pavilhão Atlântico 3.jpg|thumb|プロレスにおけるナックル]]
; ナックルパート
: 拳での殴打を避けるため、プロレスでは'''ナックル・パート'''(''knuckle part'')と呼ばれる派生技が生まれた。試合中では、後述のナックル・パンチとの違いは見分け辛いが、ナックル・パートとは、握り拳の曲げた指側、掌の下方の辺りで相手を殴打するものである。このナックル・パートをボクシングや武道で使用されるパンチング応用してプロレスの試合で使用する者も多い。