「Webサーバ」の版間の差分

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== 実装 ==
クライアントである[[ウェブブラウザ]]の[[Uniform Resource Locator|URL]]にて指示された、Webサーバ内に存在するHTMLドキュメントの各種情報を、クライアントから接続されたHTTPに則った[[インターネット・プロトコル・スイート|TCP/IP]][[ソケット (BSD)|ソケット]]ストリーム(HTTPコネクションと呼ぶ)に送信する。多くの場合、クライアントのウェブブラウザとの間に複数の[[コネクション]]を張り、HTMLドキュメントとその配下の個々の情報ファイル(画像ファイル情報など)を並列して送り、処理時間を短縮してサービスを提供している。
 
また、HTMLドキュメントに各種処理を組み込み、[[Common Gateway Interface|CGI]][[スクリプト]]や[[Java Servlet]](サーバ側で実行される[[Java]]プログラム)と呼ばれるWeb画面に連動した動的処理を行う事が可能である。CGI処理においては[[Perl]]・[[Ruby]]・[[PHP Hypertext Preprocessor|PHP]]などの[[スクリプト言語]]によって開発されることが多い。
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現時点(2006年)においては、Apache及びその派生版である各ベンダのHTTP Serverが市場の7割、[[マイクロソフト]]の[[Internet Information Services|IIS]]が市場の2割を占める。
 
元々、Webサーバは[[UNIX]]上で開発され発展してきた経緯もあり、当初から[[オープンシステム (コンピュータ)|オープン系]]サーバと言われるUNIXサーバや[[Microsoft Windows|Windows]]系サーバにより実装・提供されるのが普通である。ただし、システム構成上の都合により、[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]や[[File Transfer Protocol|FTP]]、[[インターネット・プロトコル・スイート|TCP/IP]]が利用可能な[[メインフレーム|汎用コンピュータ]]にて動作させる場合もある。
 
==現在の代表的な実装==