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'''モダリティ''' (
'''モダリティ'''({{lang-en-short|Linguistic modality}})とは、文が指す内容に対する話し手の判断や心的態度をいう。'''法性'''や'''陳述'''ともいわれる。例えば、「きっと雨が降るだろう」という文において客観的な事柄を直接示す「雨が降る」の部分を命題といい、それに付加された話し手の推測を表す「きっと~だろう」という部分がモダリティである。モダリティには「きっと~だろう」のような事柄に対する'''対事モダリティ'''と「おいしいね」「おもしろいよ」の「ね」や「よ」のような聞き手に対する'''対人モダリティ'''とがある。
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また、モダリティの表現を表す文法形式を特に[[法 (文法)|ムード]]と呼ぶことがある。[[動詞]]などの語形変化を「'''ムード'''」(mood)、ムードで表しきれない意味を担う[[助動詞]]等の体系を「モダリティ」(modality)とする場合が多い。本来は、mood(述べ方、叙法)の[[形容詞]]形 modal(叙法の)を再び[[名詞]]化した語が modality(mood のようなもの)であった。
▲医療分野においては、[[コンピュータ断層撮影|CT]]や[[核磁気共鳴画像法 |MRI]]などの医療機器の単位としてモダリティが使用されている。
▲モダリティ (modality) とは、英語で感覚・五感を意味し、視覚、聴覚、触覚などの感覚を用いて外界を知覚する手段のこと。また、こうした感覚に働きかける情報伝達手段も指す。
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