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『'''花郎世記'''』 (かろうせいき、{{lang|kr|화랑세기}}, Hwarang Segi) は、[[金大問]](生没年不詳、[[新羅]]の真骨貴族で文章家)によって著述された、[[花郎]]の首領である[[風月主]]の歴史を記録した本。[[善徳女王]]の在位期間 (702年 - 737年)に書かれた。『花郎世記』は[[金富軾]]が『[[三国史記]]』を敍述する時点までは残っていたが、その後散逸したと考えられていた。
 
1989年、日本の[[宮内庁書陵部]]に秘蔵されていたのを[[朴昌和]]が密かに書き写していたとされる筆写本が発見されるが、韓国の学会でも[[偽書]]だとするのが主流である。しかし一般には人気が高く、学者の一部にも本物説を唱える人がいる。