「デスティニープラン」の版間の差分

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* <!--放映終了後に発売された-->『[[アニメディア]]』では、掲載されたインタビューにおいて特殊設定担当である[[森田繁]]によると、「デスティニープランとは何!?」との質問に対して、「デスティニープランとは、遺伝子を調査すれば職業適正でも何でもわかる、その適正を最優先させれば不満も生じない、そういう社会を作ろうという計画である。上から強制するのでは無くて、人々が自主的に賛同する形で実施するのが、デュランダルの真の狙いであり、彼はそうなるように世界を操ろうとしていた」との旨を答えている。しかし本編では、武力により力づくで反対分子を排除しようとして失敗、逆に反対勢力によって排除されてしまった。
* 2007年11月15日付で発行された『電撃データコレクション機動戦士ガンダムSEED DESTINY下巻』(メディアワークス)の「OFFICIAL REPORT」は、デスティニープランについて、「C.E.ならではの[[優生学]]とも換言できよう」と記した。さらに同書は、デスティニー・プランの内容自体に「プラント内から明確な反対論は聞かれなかった」とし、その理由を「遺伝子操作によって誕生したコーディネイターにとってデスティニー・プランは有利に働く」からだとしている。
ただし、ピッチャーに向いている腕の筋力が強くなるコーディネートをした場合、腕の筋力が強いからとバッターを与えられるということも考えられ、必ずしも遺伝子操作が優位に働く物ではない。
並みのコーディネーターを遥かに凌駕する高性能を持つキラのような最強のコーディネーターも存在する。
逆にナチュラルが多い国家は薬剤などがプラントより圧倒的に優れており、また伝染病や免疫面でナチュラルを就かせてはいけない職も多いし、カガリのようにナチュラルでもSEED因子を持つ者もいる。
* 監督の[[福田己津央]]は放映終了後のいくつかのインタビューにおいて「あえてデスティニープランは間違っている内容であると、小中学生にもわかる形で描いた」「同じ遺伝子を持つクルーゼと違った答えを出したレイ、これはプランが間違いであったと表現したもの」と言っている。しかし「デュランダルという実行者を失ってもデスティニープランという政策自体は人々に知れ渡ってしまったので、また次の実行者が現れるかも知れず、消滅したわけではないからやっかいである」という趣旨の内容を発言している。
* オフィシャルファイルマガジン『機動戦士ガンダムSEED DESTINY OFFICIALFILE キャラ04』に掲載されたミニコーナーではラクスがデスティニープランについて語る記述があり、この中でラクスは上記の「自由意思の封殺」以外にも「遺伝子レベルでの格差の誕生」および「現段階における遺伝子解析技術の不確実性」と言ったその他の問題点もいくつか指摘している。