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'''オキゴンドウ'''('''沖巨頭'''、''Pseudorca crassidens'')は[[クジラ目]][[ハクジラ亜目]][[マイルカ科]]オキゴンドウ属に属する[[クジラ]]である。'''シャチモドキ'''、'''キュウリゴンドウ'''などとも呼ばれる。オキゴンドウ属に属するのはオキゴンドウ1種のみである。
 
マイルカ科の中では比較的大きな[[種 (分類学)|種]]である。「シャチモドキ」(英語では[[:en:False Killer Whale|False Killer Whale]]、すなわち[[シャチ]]の偽者)という名前は、外見だけでなく、シャチと同様に[[イルカ]]など他の小型のクジラを捕食することに由来する(シャチの近縁であるという説もある)。マイルカ科を含むたいていのハクジラの歯は丸呑みできる大きさの獲物を引っ掛けるだけであるが、シャチとオキゴンドウは例外的にそれより大きな獲物の肉を抉り取って食べることができる(シャチの近縁であるという説もある)。また、そのために[[延縄]]にかかった高価な[[マグロ]]類から巧みに肉や内臓だけを抉り取って食べてしまい、大きな漁業被害をもたらすことでも知られている。
 
和名のオキゴンドウ(沖巨頭)は「沖合に棲息するゴンドウクジラ」を意味する。