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m フコイダンを用いた健康食品について
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[[2002年]]には[[フランス]]の科学者による研究で、F-フコイダンが[[ウサギ]]の[[細胞]]の[[過形成]]を抑制することが明らかとなった。また、[[2005年]]に[[日本]]の[[慶應義塾大学]]に所属する[[医学|医学者]]・[[木崎昌弘]]らの研究により、F-フコイダンが[[ヒト|人間]]の[[悪性リンパ腫]]の細胞に[[アポトーシス]]を起こさせることが発見された。
 
効能として「[[肝臓|肝]]機能を改善する」「[[血圧]]の上昇を抑える」「[[殺菌#抗菌|抗菌]]作用がある」「[[アレルギー]]を抑える」「[[コレステロール]]を下げる」「[[癌]]によい」など説もあに言われが、
しかし現在のところ、科学的・臨床的なデータはまだ不足しており、例えば次のようなものの解明が待たれる。
* フコイダンの色、味、匂い、[[比重]]はどうか。
* フコイダンが含まれている食品と、フコイダンの抽出方法。
* フコイダンが「加熱」「冷凍」「粉末」などの[[調理]]に耐えられるかどうか。
* フコイダンの分子状態には、「[[高分子]]」「[[分子#分子の形態|超低分子]]」があり、超低分子にすると[[吸収]]が良くなる反面、分子の[[化学結合|結合]]が弱まって効果が下がるとされているという、違いについて。
 
== 健康食品として ==
現在既に各社から昆布やモズクなどを原料に、様々な製品が発売されている。
しかしそれらはあくまで健康食品であり、病気の療養に当たってはそれら製品に対し、過度に頼る事は避けるべきである。
また、医薬品でないにもかかわらず、効能を表示していたり、特定の商品をすすめる研究本を出版したり、一見販売とは無関係の研究会や学会などの団体をうたい、小冊子を配ったり相談を受け付けるなどの形で高額の製品に誘導する手口等には気をつけなければならない。これらの行為は法令違反<ref>[http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/7.html 健康の保持増進効果等の虚偽・誇大広告等の表示の禁止(健康増進法第32条の2、3)関係]</ref>である。
 
 
==脚注==
<div class="references-small"><references /></div>
 
== 外部リンク ==