「イード・アル=アドハー」の版間の差分

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ウディヤ(udhiya、アラビア語でأضحية) の読みを「ウドヒヤ」に訂正
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==歴史と現状==
老若男女を問わず、イードに参加する全ての[[ムスリム]]は正装して[[モスク]]に集うよう求められる。また、所有する[[ヒツジ]]や[[ラクダ]]、[[ウシ]]、[[ヤギ]]などの[[家畜]]から[[生贄]]を供出することもできる。供出された動物はウディドヒヤ(udhiya、[[アラビア語]]でأضحية)またはカルバニと呼ばれ、[[年齢]]や品質の基準を満たしたものだけが適格とされる。一般的には、4歳以上で26[[ストーン (単位)|ストーン]](163.8[[キログラム|kg]])より重いものがふさわしい。生贄に捧げる際には[[アッラーフ]]の名を復唱し、[[ムハンマド]]と同じように嘆願を述べる。[[コーラン]]によれば、肉の大部分は飢えた貧しい人々に与えられるべきであり、これらの人々はイード・アル=アドハーの[[宴会]]に参加できる。残りは家族にお祝いの食事として分けられ、親族や友人を招いてこれを食べる。貧しくないムスリムは捧げられた食物に手をつけない事で協力し、イード・アル=アドハー期間中のイスラム社会における慈善が実践される。イスラム社会においては、イード・アル=アドハーを通じて[[倫理]]的な実践が強く確認される。また、人々は、期間中に両親、家族・友人の順番に親族などを訪問する。
 
初日と最終日に[[タクビール]]を唱える(「アッラーフ・アクバル」と唱える)事と同様に、肉をふるまう事はイード・アル=アドハーにおける不可欠な要素とみなされる。