「管理教育」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Rv.主張的POV
Tourist (会話 | 投稿記録)
24行目:
 
ただ管理教育が攻撃される一方で、反管理教育を無秩序な集団を見て見ぬふりをする放任主義的な姿勢であるとして、疑問を呈する声も無い訳ではなく、こと[[学生運動]]が学校占拠など集団暴力的な側面で[[社会問題]]化した時代や、[[校内暴力]]が激化した時代、あるいは[[学級崩壊]]という言葉が取り沙汰された時代には、こういった問題行動に対するアンチテーゼとして、管理教育ないし強権的な管理体制を支持する個人ないし団体も見られた。むろん管理教育の反対が「無秩序な集団を見て見ぬふりをする放任主義」、すなわち社会性を一切考慮しない立場であると一方的に見なし、ひいては現在の日本社会における諸悪の根源であるかのように結びつける見方はWikipediaに求められる[[中立的な観点]]からすれば[[二元論]]に過ぎるものであるが、ともあれ教育現場では依然として試行錯誤が続けられている。
 
下記で挙げられている管理教育の内容は、会社や役所などの一般の職場であれば、昔でも人権侵害として問題になるであろうと思われる物が多い。しかし、これらの行為がさほど学校では問題とならなかったのは、日本の学校が[[年齢主義と課程主義|年齢主義]]が強く、多くの生徒が最低年齢者であったため、生徒を「子供」とみなすことができたというのも一因である(教師より年上の生徒がまずいない環境)。実際、定時制学校や夜間中学などの年齢的な多様性が大きな学校では、下記のような管理教育の風潮はあまり見られない。
 
== 管理教育的とされることのあるもの ==