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'''コンテクスト'''('''Context''')あるいは'''コンテキスト'''とは、文脈や背景となる分野によってさまざまな用例がある言葉であるが、一般的に「文脈」と訳されることが多い。状況により「状況」、「前後関係」、「背景」などとも訳される。
 
*一般[[言語学]]おける'''コンテクスト'''(あるいは'''コンテキスト''')は、日本語では「メッセージ(例えば1つの脈」)の意味、メッセージ訳さメッセージの関係、言語が発せらることが多いがた場所や時代の社会環境言語伝達も「前後係」連するあらゆる[[知覚]]を意味し「背景」などと訳される。[[コミュニケーション]]の場で使用される言葉や表現を定義付ける背景や状況そのものを指す。例えば日本語で会話をする2者が「ママ」について話をしている時に、その2者の立場、関係性、前後の会話によって「ママ」の意味は異なる。2人が[[兄弟]]なのであれば自分達の[[母親]]についての話であろうし、[[クラブ (接待飲食店)|クラブ]][[ホステス]]同士の会話であれば[[店]]の女主人のことを指すであろう。このように相対的に定義が異なる言葉の場合は、コミュニケーションをとる2者の間でその関係性、背景や状況に対する認識が共有・同意されていなければ会話が成立しない。このような、コミュニケーションを成立させる共有情報をコンテクストという。
 
*[[マーケティング]]の方法論として、顧客の背景を理解・把握したうえで、それに沿った商品[[プロモーション]]を行うことを「'''コンテクスト・マーケティング'''」と呼ぶ。
*[[言語学]]における'''コンテクスト'''とは、メッセージ(例えば1つの文)の意味、メッセージとメッセージの関係、言語が発せられた場所や時代の社会環境、言語伝達に関連するあらゆる[[知覚]]を意味する。
*[[情報工学]]における'''コンテキスト'''は、[[デバイス]]が使われている状況を意味する。例えばある時点でデバイスを使用しているユーザーなど。[[コンテキストアウェアネス]]および[[コンテキストスイッチ]]を参照されたい。
*[[人工知能]]における'''コンテキスト'''は、意思伝達、[[言語学]]、[[形而上学]]などに属する部分と深い関係がある。自動的な推論を使ってそれらの観点が如何にして[[コンピュータ]]システム上でモデル化できるかは、人工知能の研究テーマの1つである。