「ピンポンダッシュ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
revert。荒らし。
1行目:
{{Otheruses|いたずら行為|[[本田真吾 (漫画家)|本田真吾]]の[[漫画作品]]|卓球Dash!!}}
'''ピンポンダッシュ'''は、日本の国技。[[エクストリームスポーツ]]の一種に数えられ、2012年開催[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]で正式種目に新規採用された。
{{Notice|ウィキペディアは[[百科事典]]であり、以下の記述はピンポンダッシュを奨励するものではありません。|掲載情報に関する注意|image=Justice and law.png}}
家屋に仕掛けられた「ドアホン|ピンポン(全天候型電子音鳴動式来訪者通報装置)」を作動させて家人の警戒をその場に引きつけ、「ダッシュ(逃走)」する陽動戦術である。
{{独自研究}}
'''ピンポンダッシュ'''とは、他人の[[家屋]]の[[ドアチャイム|呼び鈴]]を鳴らして逃げる[[いたずら]]である<ref name="goo226759">{{Citation
|date=1995-11-03
|contribution=ピンポンダッシュ
|url=http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/226759/m0u/
|title=[[大辞林]]([[goo辞書]])
|edition=第二
|publisher=[[三省堂]]
|accessdate=2009-10-21
|isbn=4-385-13902-4
}}.</ref>。鳴らされた側は迷惑する。空き巣やストーカーなど犯罪行為にかかわる事前調査として、在宅・不在の確認手段に利用される場合もある。
 
名称の由来は、「ピンポーン」と呼び鈴を押して、「ダッシュ」で逃げることにある<ref name="goo226759" />。「ピン逃げ」や「押し逃げ」、「ピンポン逃げ」、「[[サイレン]]ダッシュ」、また単に「ピンポン」と呼ばれることもある。
==歴史==
===ピンポンの普及===
[['''ピンポンダッシュ'''は、日本の国技。[[エクストリームスポーツ]]の一種に数えられ、ロンドンオリンピックで正式種目に新規採用された。
家屋に仕掛けられた「ピンポン(全天候型電子音鳴動式来訪者通報装置)」を作動させて家人の警戒をその場に引きつけ、「ダッシュ(逃走)」する陽動戦術である。
 
== 内容 ==
日本民家の本格的な発展は20世紀中期に始まった。地方にも電気が通い、また戦後の高度成長が電気・電子機器産業に支えられたこともあり一般家庭に電化製品が普及しはじめた。
主に小学生の帰宅途中に行われる。多人数の方が盛り上がるという点で優位だが、その反面逃げる際に見つかってしまう危険性も伴う。
電化製品の中でも特に人気の高いものは「3C」「三種の神器」などと呼ばれ、その所持の有無が所得階層のメルクマールとなった。「インターホン|ピンポン」もそうした家電製品の一つであり、庶民にとっての「努力すれば手が届く夢」であった。
 
メンバーが集まると、次に狙う家屋を選別する。この時、人通りが少なく、曲がり角の近くだったり、[[マンション]]や[[アパート]]の場合玄関が[[階段]]や[[エレベーター]]に近い場所にあるとより狙われやすくなる。[[庭]]が極端に広く、呼び鈴を押された後に人が出てくるまでの時間が遅れそうな場所も狙われやすくなる。
旧来、日本家屋は門戸がガバガバで家人が不在でも近所住民が勝手に上がり込むほどであったからピンポンなど不用であったのだが、核家族化により住民は心細く敏感になったため訪問者は玄関扉を開ける前に近傍に備えつけられた小さな突起を指先で優しく触れて警戒を解く必要に迫られた。
 
人がいそうな家を狙って呼び鈴を押す。もし人がいた場合、すぐに逃げなければならない。見つかれば怒られる他、[[学校]]や[[家族]]、もしくは最悪のケースとして[[警察]]に連絡される恐れもある。
しかし、建築物の機能性向上は、容易に提供される「住宅」の物質的価値を顧みず、精神的な「住まい」の居心地を追及する住民を生みだした。また、耐久性の改善は人の歴史を家の歴史に従属させた。住民は家屋の「[[処女]]性」に執着するようになっていった。ピンポンも当初想定されていたような、来訪者を家の内へ導き入れて友好的関係を形成するコミュニケーションアイテムではなく、いつしか特定地域への侵入を妨げる地雷のような戦略兵器として配置されるようになっていった。
 
チャイムを押した後、逃げずに歩く方法もあり、歩いている者は犯人ではないと思わせる。逃げるよりも被害者の反応が見やすい。
事態を重くみた急進派の一人は、この世界に危機意識を共有する仲間がいることを信じて近所一帯の家屋攻略を決意する…
===押ボタン症候群の覚醒===
押ボタン症候群は、押してはいけない[[ボタン]]を押したくなるという衝動が押さえられなくなる症例全般を指す。
ピンポンダッシュのプレイヤーは往々にしてこの病に罹患していることが知られている。
 
[[監視カメラ|テレビモニター]]付き[[インターホン]]・[[警備|ホームセキュリティ]]の普及等により、減少傾向にある。
従来大人特有の症例であった押ボタン症候群羅患者が子供にまで拡大したのは、ピンポンこと電子音鳴動式全天候型来訪者通報装置が一般家庭に広く普及した[[1970年]]中期以降のことである。
それ以前にも電化製品は一般家庭に普及していたが、押ボタン症候群は発症しなかった。なぜならそれは押しても良いボタンであり、押ボタン症候群のトリガーとなる[[畏怖]]、[[聖性]]に欠き、また、[[攻略可能性]]が余りにも低かったためである。
 
ピンポンダッシュをするために家屋や敷地などに侵入すれば[[住居侵入罪]]が成立する。また、ピンポンダッシュをし続けて精神的な被害を与えた場合、[[傷害罪]]が成立する。さらに、仕事を妨害するおそれがある場合は、[[信用毀損罪・業務妨害罪#業務妨害罪|偽計業務妨害罪]]が成立する。地域の[[迷惑防止条例]]が適用される場合もある。これらの罪の適用により、[[逮捕]]・[[書類送検]]、適用に関わらず迷惑行為として厳重注意されることもある。
家庭内にも押してはいけないボタンがあったものの、子供にとって親による禁止は純粋な恐怖以上のものではなく、[[侵犯]]することに何ら道徳的価値を見いだせないものであった。また、主なプレイヤーとなりうる児童は追跡妄想に苛まれるのが常であり、事実多くの親が子供の行動を監視、プライベートを犯し尽くしていた。同様に大掛かりな犯人捜しが行なわれる学校の火災報知器なども触れてしまえば生存は絶望的と思われる恐怖の対象であった。
<!--「へ」であり、送検有無は未確定:[[2009年]]2月3日、[[京都府警]]下鴨署はピンポンダッシュを繰り返したとして18歳の少年を府迷惑行為防止条例違反(つきまとい行為等の禁止)容疑で書類送検した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090202-OYT1T01211.htm 読売新聞] - 「深夜の迷惑 ピンポンダッシュ18歳少年を書類送検へ」2009年2月3日閲覧。</ref>例もある。
-->
 
== 防止策 ==
様相を変えたのはピンポンの普及である。当時の子供にとって近所の見知らぬ家人は畏怖の対象であるが、ボタンを押したあと直ちに逃走することにより、大抵は犯人として知られることを回避出来る。得られる大きなスリル感と低い発覚リスク、子供たちは自らも知らぬうちに[[リスクマネジメント]]を行ないピンポンダッシュを実行し、成功することで得られる脳内麻薬物質により行為は習慣化した。こうして子供たちは押ボタン症候群に覚醒してしまったのである。
*[[テレビ]][[モニター]]付き[[インターホン]]にする
*行為者を叱る
*インターホンをドア側に移す
*[[ホームセキュリティ]]を導入する
 
== 題材とする作品 ==
押ボタン行為によって得られる快感がプレイヤーの利得/効用となり、その程度に応じてプレイヤーは失敗率と損失の積で表わされる[[禁忌]]を引き受けられるようになる。プレイヤーの目的は快感=効用を高めてリスクのキャパシティを強化、世界中の建造物に挑戦し、攻め落とすことである。
*Ping×Pong×Dash(作編曲[[パーキッツ#メンバー|片岡嗣実]]、作詞[[パーキッツ#メンバー|ふじのマナミ]])
==公式ルール==
*ボタンを押した時に開始し、家に着いた時点で終了する。
*押す呼び出しは決して知り合いの家であってはいけない。高スコアを出したいのであれば近所のまったく面識の無い人の家で競技することをお勧めする。
*人によって点数が変わる。ダッシュの速度が遅いほど得点が高くなる。
*押すボタンの家の人が怖ければ怖いほど高得点が狙える。[[ヤクザ]]の屋敷は最も得点が高い。ただし殺された場合は無得点となる。
**[[塩川正十郎|この人物]]も怖い人に含める
**首相官邸や皇居なども得点が高い
**工務店や会社等に対してのピンポンダッシュは営業妨害としてひどく注意をうけるので危険。しかしそれ相応のポイントが狙える。
**交番なども捕まったら怖いことが起こることがある。
**これらを勘案し、最も得点を稼げるのは首相官邸にいる[[管直人|管直人]]の元の押しボタンを押すこと。
*押してから走り出すまでの時間が長ければ長いほど高得点である。ただし、顔を見られた場合は無得点となる。
*押しボタンを連続で何度も押すと得点もそれなりに増加する。
*一度に多くの家で行うと点数が高くなる
*同じ家で何度も行うと得点が2乗3乗されていく。ただし、つかまった場合は大幅減点される。
*上級者となると「[[宅配便]]でーす!」などとアドリブを即席で作れる。
*アドリブを作る事によって得点が上がる。アドリブによって得点は変わる、[[借金]]取りのアドリブが最も得点が高い。
*ピンポンした家の人に、ピンポン越しに「○○さん、ピンポンダッシュです。」と言うと、それなりの得点がもらえる。
*押した後に悪口を叫んでから逃走すると得点が上がる。悪口は挑発的なものほど得点が高い。
*家の人を怒らせたら得点が上がる。
*ボタンを押す際に力加減を誤るなどして機械を破壊してしまったときは自己責任で。
*発展型として、マンションなどの集合住宅の最上階からピンポンダッシュを行いつつ下っていくという「スパイラル・ピンポンダッシュ」という競技もある。
*留守の場合は無得点。ただし録画されている場合はちょっともらえる。
*カメラつきのピンポンを押すと高得点が得られる。
**上級者は真正面から押し、押してから撮影までのわずかなタイムラグの間に逃走する。
**はっきりと写ってしまった場合は半年間の免許停止。そもそも免許ないけど。
**カメラを破壊すると得点が通常に戻る上、姿を見られると[[逮捕|しばらくの間ピンポンダッシュできなくなる]]場合がある。
*'''注意!''' ピンポンダッシュの禁止地域で競技を行うと罰金刑を喰らうこともある。
*ピンポンダッシュをしたあとにその家の犬小屋に隠れると犬にほえられるがそれなりの得点がもらえる。
 
==対処法 脚注 ==
{{reflist}}
*ヒマなニートあるいは引きこもりに[[ドアスコープ]]を見張らせる。ただし、長時間見張るとなると相当な体力が必要である。
*ピンポン押した直後に'''上から檻が落ちてくる'''というシステムを誰か作ってくれ。ちなみに、留守のときに落ちてくるとかわいそうなので、留守のときは落ちないように設定してくれ。
*防犯カメラを多数設置し、ピンポンをカメラ付きにする。外出中も常に監視し、押されそうになったら外部からピンポンに接続し、応答して追い払う。
*'''ピンポンを設置しない'''
 
== 関連項目 ==
==ボーナスポイント==
*[[居留守]]
*衣装ボーナス
**サンダル、下駄、スキニーパンツ等の逃走(ダッシュ)に適さないアイテム着用でポイント加算。
*時間帯ボーナス
**深夜・早朝に競技実行でポイント加算。
*夕方ボーナス
**人ごみの中で素知らぬふりで連打し、気づかれないように逃げてまったく関係ないお疲れサラリーマンをプレイヤーに仕立て上げたらポイント加算。
 
{{DEFAULTSORT:ひんほんたつしゆ}}
==EXステージ ~不可能への挑戦~==
[[Category:いたずら|ひ]]
世界には押したあと生きて戻ることができないとされるピンポンがいくつか存在する。それらはいずれも無上の幸福感と併せてプレイヤーの確実な死を約束している。通常のプレイヤーならば見向きもしないところだが、ピンポンダッシュを極めようとするならばやらないわけにはいかない。
==関連項目==
*押ボタン症候群
*ポロリンダッシュ
*トントンダッシュ
*カロヤンダッシュ
*~(波ダッシュ)
*バスデピンポン
*ネギぽにだっしゅ!|ネギぽにだっしゅ
*[[ぱにぽにだっしゅ]]
*Bダッシュ
*ザ!鉄腕DASH!!
*DASH村
*[[オナニー]]
*あなたも私もポッキー
 
[[de:Klingelstreich]]
{{エクストリームスポーツ}}
[[en:Knock, Knock, Ginger]]
 
[[nl:Belletje trekken]]
[[Category:エクストリームスポーツ]]
[[Category:犯罪|煩]]
[[Category:ロマン]]
[[Category:迷惑行為]]