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|branch=[[アメリカ空軍]]
|serviceyears=1951-1953}}
'''アーレン・スペクター'''('''Arlen Specter''', [[1930年]][[2月12日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[政治家]]、[[弁護士]]。連邦上院議員([[ペンシルベニア州]]選出、[[1981年]] - )。所属政党は[[共和党]]→[[民主党 (アメリカ)|民主党]]。上院では退役軍人委員長([[1997年]] - [[2001年]]、[[2003年]] - [[2005年]])、司法委員長(2005年 - )を歴任。ユダヤ系。
 
== 弁護士時代 ==
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2004年の再選に際し、スペクターは共和党予備選で厳しい挑戦を受けた。かねてより穏健派と看做されていた彼は、急進的な保守派活動家たちのターゲットにされていた。こうした活動家たちの支持を受けてパット・トゥーミー下院議員が立候補し、スペクターは一時は当選が危ぶまれるほどの危機に瀕した。同じペンシルベニア州選出で、党内右派の[[リック・サントラム]]上院議員及び[[ジョージ・ウォーカー・ブッシュ|ジョージ・W・ブッシュ]]大統領の支持を得て、スペクターは52%対48%の僅差で予備選を勝ち抜いた。彼は民主党のジョー・ホエッフェル下院議員らを降し、5選を勝ち得た。
 
2009年4月、右傾化した共和党への批判を交えながら、「共和党の哲学との対立を感じ、民主党の哲学に共鳴するようになった。」と表明し、民主党へくら替えした。ただ、この民主党への鞍替えの裏には、2010年に予定されている時期上院選における厳しい選挙情勢も見え隠れしているという指摘がある。
 
 前述にあるように、上院における投票行動で、リベラル色の色濃い投票行動を繰り返してきた経緯から地元の共和党員が激しく反発、次期上院選の公認候補を選出する党員選挙で[[パット・トゥーミー]][[アメリカ合衆国下院|元下院議員]]に20ポイントの大差をつけられていたことから、スペクターが奇策に出た格好だだが、党籍移動を果たしたものの、2010年5月18日に実施された民主党の党員選挙で、同党の[[ジョー・セスタック]]下院議員の多選・高齢批判の前に結局は敗北。6選への道は事実上断たれた<ref>[http://www.foxnews.com/politics/2010/05/18/arlen-specter-faces-joe-sestak/ Sestak Defeats Specter in Pennsylvania Democratic Primary] FOX・NEWS,2010年5月19日</ref>。同年の中間選挙をめぐっては、多選・高齢原色批判が激しく、同じく政界の大御所で再選は確実と見られていた[[ジョン・マケイン]]上院議員が党員選で同じように苦境に立たされており、[[ユタ州]]選出の[[ボブ・ベネット]]上院議員は党員選で惨敗、4選への道を断たれ、[[インディアナ州]]の[[ダン・バートン]]下院議員は勝利はしたものの同党の新人に2%にまで接近を許している。
 
== 上院司法委員長 ==