「ケリドウェン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
[[File:Ceridwen.jpg|right|thumb|200px|ケリドウェン]]
'''ケリドウェン'''('''Ceridwen,Cerridwen''')は、[[ケルト神話|ケルト伝説・伝承]]に登場する[[魔女]]。月の女神とも冥界の女神ともされ、魔力を有する大釜を所持している。その釜で1年と1日材料を煮立てて調剤すると、世界最高の「智恵」「霊感」「学問」の三つを得ることが出来る3滴の魔法薬を作ることが出来る。
 
テギド・ヴォエルの妻ケリドウェンには絶世の美女である娘と醜い息子のアヴァグドゥがいた。醜い息子を不憫に思った女神は、「知識と霊感の大釜」を使って知識を身につけさせようと考えた。そこで、ケリドウェンは1年と1日の間、盲目のモルダには火を燃やし続けることを、小人のグウィオン・バハには釜の中身を絶えずかき混ぜることを命ずる。
9行目:
赤子は海で魚を捕っていたグウィズノの息子エルフィンに拾われ、「輝くばかりの美しい顔」という意味の[[タリエシン]]と名付けられ大切に育てられた。これが6世紀ウェールズの吟遊詩人[[タリエシン]]であり、彼は『タリエシンの書』という詩歌集を(少なくともその一部は)作ったという。
 
[[Category:ケ{{デフォルト神話|ソート:けりとうえん]]}}
[[Category:ケルト神話]]
[[Category:魔女]]
 
[[br:Ceridwen]]