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'''五条楽園'''(ごじょうらくえん)とは、[[京都市]][[下京区]][[河原町通|河原町]][[五条通|五条]]の南東にある旧[[遊廓]]、赤線である'''五條楽園'''とも書く表記する
 
== 概要 ==
五条楽園には、[[お茶屋]]と呼ばれる[[店舗]]があり、[[旅館]]のような構造をしている。[[花街]]におけるお茶屋と異なり、性風俗を扱っている。
 
五条楽園は、もともとは五条橋下(五条新地)、六条新地、[[七条新地]]という隣接する二つ複数の[[遊廓]]であったが、両者これらが[[大正]]時代に合併し、長らく'''七条新地'''の名で親しまれた。かつてより[[1958年芸妓]](昭和33年)の[[売春防止法娼妓]]施行後が混在する花街であり五条楽園戦後はいわゆる[[赤線]]となり、営業を続けていた。
 
[[1958年]](昭和33年)の[[売春防止法]]施行後、五条楽園と名を変えた。当時はお茶屋84軒、[[置屋]]16軒、旅館15軒、バー・スタンド19軒で芸妓100人程度を擁していたという<ref>[http://ks.lefthandle.net/blog/1369/%E4%BA%94%E6%9D%A1%E6%A5%BD%E5%9C%92+%E3%81%9D%E3%81%AE1+%E4%BC%91%E6%97%A5%E6%98%BC%E9%96%93%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%9C%92%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%EF%BC%9F/ 京都SWITCH] [五条楽園] 五条楽園 その1 休日昼間の楽園はいかに?</ref>。
 
現状は、五条楽園歌舞練場を中心に、一般民家に混ざってお茶屋15軒、置屋4軒が残っている程度である<ref name="kyotonp1">[[京都新聞]] 2010年11月20日朝刊</ref>。大正から昭和初期に建築された、独特な唐破風屋根が映える[[京町家]]も現存する。
 
== 営業休止 ==
[[2010年]]10月28日、11月18日の両日にわたり、[[京都府警]]によりお茶屋と置屋の統括責任者、経営者ら5人が[[売春防止法]]違反容疑で逮捕された。これを受け、10月28日よりお茶屋と置屋は一斉に休業している。11月17日には一帯の入り口に掲げられていた『五條楽園』の看板も撤去された。お茶屋関係者によると、今後の営業再開の見通しは立っていないという<ref name="kyotonp1"/>。
 
== 地理 ==
京都市下京区の、[[河原町通]]・[[五条通]]・[[正面通]]・[[鴨川]]の内側一帯を指す。但し、実際の店舗はさらに内側の範囲(鴨川と[[高瀬川]]の間の中州地帯)に存在する。
 
== 最寄り駅 ==
*[[清水五条駅]]
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[嶋原]]
* [[七条新地]]
 
== 外部リンク ==
*[http://wwwsubmarine.geocitiessakura.cone.jp/SilkRoad-Lakemugen/5328/gojourakugojyo.htmlhtm レッドゾ~ン【赤線跡(遊郭跡)探訪】 京都 五条楽園]
*[http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/5328/gojouraku.html 旅情浪漫館 京都市五条楽園]
 
{{DEFAULTSORT:こしようらくえん}}
{{京の花街}}
[[Category:下京区|廃こしようらくえん]]
[[Category:京都市の歴史]]