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しまあじ (会話 | 投稿記録)
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[[File:JogakuShouka Vol 1 1900-1912- Colophon.jpg|thumb|奥付]]
'''奥付'''(おくづけ)とは、書誌事項(詳細下記)が記述されている部分。一般に、[[本]]の本文が終わった後や巻末に設けられる。{{要出典範囲|date=2010年7月|旧来の表記は「'''奥附'''」だが|title=「奥附」という表記は確かに戦前に見られるようですが、「奥付」という表記は当時はなかったのでしょうか?}}、「附」の字が[[1954年]]の[[当用漢字]]補正案で「削る字」とされたため現在でも多くのマスコミが使用を避けており<ref>実際にはこの補正案は実施されておらず、現在の[[常用漢字]]にも「附」は含まれている。</ref>、また当用漢字音訓表・[[常用漢字]]表で「附」の字訓に「つく」が挙げられていないため、現在では「奥付」と表記する場合が多い<!-- 漢字表記に関しては正統主義寄りの新明解でさえ単に「奥付」としており(第5版)、注としても「奥附」は示していないので、「奥付」を誤用とするのは無理があるのでは? -->。これは、その書中における位置から付された名称であるが、その役割から付された名称として、'''刊記'''(かんき)とも称しているし、枠で囲んだ刊記は特に'''木記'''(もっき)と称していた。
 
また、'''奥書'''(おくがき)という言葉もあるが、これは一般的には、[[写本]]の巻末に、筆写者がその本の来歴などを記録したものを指す。古写本などでは、写したもとの本の奥書も一緒に書写することもあり、本の伝来の研究に役立つことが多い。