「クウェンヤ」の版間の差分

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|map=[[image:Quenya Example.png|center|thumb|280px|クウェンヤのテキスト、[[テングワール]] と[[ラテン文字]]による表記]]}}
 
'''クウェンヤ''' ('''Quenya''') は、[[J・R・R・トールキン]]の[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]を舞台とした作品の中で、エルフが話す言語の一つである。共通エルダール語と呼ばれる初期の言語から、[[ヴァリノール]]に達した[[エルフ (トールキン)|エルフ]](かれらは、しばしば「上のエルフ」と呼ばれる)の間で発展した言語である。エルフの三王家のうち、[[ノルドール]]および[[ヴァンヤール]]は、異なっているが、相互に理解できるクウェンヤの方言を話した。この言語は[[ヴァラ|ヴァラール]]も採用し、かれら固有の言語からいくらかの新しい要素を導入した。第三王家、[[テレリ]]、は異なっているが密接に関連づけられた言語であるテレリ語を使った。
 
==概要==
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==音韻論==
===[[母音]]===
クウェンヤは音声と同じように長さで弁別される10の基本[[母音]]を持つ。
 
クウェンヤは音声と同じように長さで弁別される10の基本母音を持つ。
 
*a : {{IPA|[a]}}
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*ú : {{IPA|[uː]}}
 
===[[子音]]===
[[子音]]のほとんどは、特に以下のものに関して相当に確実である。
 
子音のほとんどは、特に以下のものに関して相当に確実である。
 
*h : ときどき {{IPA|[x]}}