「トチュウ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
22行目:
中国原産。[[雌雄異株]]で、葉はニレやケヤキに似た楕円形、花は緑色がかかった白色で、実は[[翼果]]。20年程度で樹高20m程に成長する。[[化石]]が[[中央ヨーロッパ]]及び[[北米]]で見つかっており、およそ6千万年前は多くの地域で繁殖していたと考えられているが、現在では[[中国]]以外では確認されていない。
 
樹皮は[[漢方薬]]の原料として使われ、若葉はお茶として利用される。トチュウの樹皮や枝を折ったり葉をちぎると、白色乳液の滲出がみられる。この乳液は、[[グッペルカパーチャ]]と呼ばれ、[[天然ゴム]]として利用される。杜仲は寒冷地でも育つ天然ゴムの産出木として知られる(尚、本来グッペルカパーチャは、[[アカテツ科]]のグッタペルカノキ([[w:Palaquium|Palaquium]]属[[w:gutta|gutta]])から取れる乳液であるが、それと似ているため同じ名前で呼ばれている)。
 
==杜仲(生薬)と杜仲茶の効能==