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'''アナタハンの女王事件'''(あなたはんのじょうおうじけん)とは[[1945年]]から[[1950年]]にかけて[[太平洋]]の[[孤島]]で、1人の女性と30人の男達が共同生活していくうちに行方不明となる男や殺される男が次々に発生した事件。別名「アナタハン事件」「アナタハン島事件」。
{{Sakujo/本体|2010年11月26日|アナタハンの女王事件}}
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[[ファイル:Anatahan_aerial.jpg|thumb|300px|アナタハン島]]
'''アナタハンの女王事件'''(あなたはんアナタハンのじょおうじけん)とは[[1945年]]から[[1950年]]にかけて[[太平洋]]の[[孤島]][[アナタハン島]]で発生した1人多く女性と30人の男達共同生活していくうちに行方不明とな男や殺される男が次々に発生した大量死亡事件。別名「アナタハン事件」「アナタハン島事件」。
 
==概要==
太平洋の孤島で1人の女性と32人の男達が共同生活していくうちに、男たちがその女性を巡って争うようになった。銃の存在が権力の象徴となり、行方不明となる男や殺される男が次々に発生し、[[サバイバル]]の様相を見せた。舞台となったアナタハン島は[[サイパン島]]から北方約117キロに位置し、東西の長さ約9キロ・幅3.7キロの小島で、最高点は[[海抜]]788メートルというなだらかな島であった。
[[1944年]][[6月]]、軍に徴用された漁船が[[アナタハン島]]沖で米軍機の空襲を受け、乗っていた30人の軍人軍属が[[アナタハン島]]にたどり着いた。そこには日本人男性と、日本人女性[[比嘉和子]]がいた。こうして、アナタハン島での男32人と女1人の生活が始まった。
 
しばらくは全員で共同生活を送っていたが、そのうち全員が1人の女性を巡って争うようになった。この時期に行方不明者が2人出た。やがて、1945年8月の終戦となり、米軍は島に拡声器で日本の敗戦を知らせたが、誰も信じる者はいなかった。
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アナタハン島の女性を巡る一連の怪事件が戦後、大々的に報道され、日本国内で「アナタハンブーム」となり、和子のブロマイドが売れに売れた。和子は男を惑わす女として報道され、大衆の好奇の目に晒された。映画化もされた。
 
[[終戦]]の混乱と米国[[信託統治]]の関係で権力空白地帯で発生した事件のため、現在でも死亡の原因について不明な点がある。
==関連作品==
 
*映画『[[アナタハン島の真相はこれだ!!]]』
==関連作品映画==
*映画『[[アナタハン]]』
*『[[アナタハン島の眞相はこれだ!!]]』([[1953年]]、新大都映画) 事件を猟奇的に扱ったもので和子本人が出演
*『[[アナタハン]]』- 原題:''The Saga Of Anatahan''(1953年、[[東宝]]) [[ジョセフ・フォン・スタンバーグ]]監督
* 『[[東京島]]』([[2010年]]、[[ギャガ・コミュニケーションズ|GAGA]])[[篠崎誠]]監督 事件をモチーフに現在に置き換えた孤島逆ハーレムモノ
 
==関連書籍==
*映画[[アナタハン』([[東和社]]
*『アナタハンの告白』(東和社)
*『[[東京島]]』([[新潮社]])[[桐野夏生]]・著(本事件を元に創作)
 
==関連項目==