「日本食品標準成分表」の版間の差分

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'''日本食品標準成分表'''(にほんしょくひんひょうじゅんせいぶんひょう)は、[[文部科学省]]科学技術・学術審議会資源調査分科会が調査して公表している日常的な[[食品]]の成分に関するデータである。略して'''食品成分表'''とも称される。

[[学校]]や[[病院]]などの[[給食]]業務で[[栄養素]]を計算する上で重要な資料のひとつである。食品可食部100g当たりの食品成分の含量などが示されている。一般的な健康食品等における「○○何個(何グラム)分」との成分表示はこの表を参考に算出されている。
 
==改訂の歴史==
*[[1931年]](昭和6年) 『日本食品成分総覧』を[[佐伯矩]]が出版する。食品数1045。
*[[1947年]](昭和22年) 『暫定標準食品栄養価分析表』食品数104と少なく不便であった。
*[[1950年]](昭和25年) 『日本食品標準成分表』を公表する。食品数538。
*[[1954年]](昭和29年) 『改訂日本食品標準成分表』、食品数695。
*[[1963年]](昭和38年) 『三訂日本食品標準成分表』、食品数878。たんぱく質の評価基準である[[国際連合食糧農業機関|FAO]]の[[プロテインスコア]]をとり入れる。
*[[1982年]](昭和57年) 『四訂日本食品標準成分表』、食品数1621。[[世界保健機関|WHO]]/FAOが発表した[[アミノ酸スコア]]の[[1973年]]版を採用する。
*[[2000年]](平成12年) 『五訂日本食品標準成分表』、食品数1882。WHO/FAO/[[UNU]]によって発表されたアミノ酸スコア[[1985年]]版を採用する。
*[[2005年]](平成17年) 『五訂増補日本食品標準成分表』、食品数1878。
*[[2010年]](平成22年) 『日本食品標準成分表2010<ref name=JFOOD1>[http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/11/1299182.htm 日本食品標準成分表等の改訂について]- 文部科学省 報道発表 [[2010年]][[11月16日]]</ref>』、食品数1878。FAO報告書と[[厚生労働省]]の[[日本人の食事摂取基準|食事摂取基準]]に則り、成分値の項目に「アミノ酸組成によるたんぱく質」「トリアシルグリセロール当量」「ヨウ素」「セレン」「クロム」「モリブデン」「ビオチン」の計7項目を追加する<ref name=JFOOD1/>。
 
==日本食品アミノ酸組成表==
*[[1966年]](昭和41年) 『日本食品アミノ酸組成表』
*[[1986年]](昭和61年) 『改訂日本食品アミノ酸組成表』
*[[2010年]](平成22年) 『日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010<ref name=JFOOD1/>』
 
== 参考文献 ==
{{脚注ヘルプ}}
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==関連項目==
*[[栄養学]]
 
==外部リンク==
*[http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/05031802.htm 資源調査分科会報告「日本食品標準成分表2010」について] (文部科学省)
*[http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/05031802.htm 五訂増補日本食品標準成分表] (文部科学省)
*[http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/05031801.htm 五訂増補日本食品標準成分表 脂肪酸成分表編] (文部科学省)
*[http://fooddb.jp/ 食品成分データベース] (文部科学省)
 
==関連==
*[[栄養学]]
 
[[category:栄養学|にほんしよくひんせいふんひよう]]